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2019年8月 3日 (土)

『こころのごはん』  その3  ー『モモ』ー

0020_20190802135701  『こころのごはん』 第16章には ミヒャエル・エンデの名作『モモ』が登場しています。その章から引用させていただきます。

  写真は庭の半夏生(はんげしょう)です。少し目を休めていただこうと、入れました。

聖書のことば あすのための心配は無用です。あすのことはあすが心配します

  明日の心配の種は、つまるところお金ではないでしょうか。・・・お金への過度な心配は、ゆとりを失わせ、夢をしぼませ、人生を暗くし、人間関係にも影を落とします。 お金が心の中心になると、人の持ち時間はそこに費やされます。ある人は仕事が暮らしのすべてになり、ある人は株価に支配されるように。

 『モモ』に登場する灰色の男たちは、じつは「時間どろぼう」でした。 ・・・灰色の男たちが時間の節約を説いてまわり、効率優先にとりつかれた町の人はゆとりをなくしていきます。 床屋 居酒屋 左官屋 ・・・ おとなは子どもと遊ぶ時間を失い、代わりに高価なおもちゃを私、最後には「子どもの家」という施設に入れてしまいます。

 おとながそうした、やせほそった生活に走る中で、主人公のモモだけは、違いました。

 モモは相手の話をただ傍らに座って聴くという才能をもっていました。モモに話を聴いてもらうと、迷っていた人の視野が開け、勇気や希望や活力がわいてきます。自分の人生が失敗だと考えている人は、それは間違いで、自分は大切な存在であることに気づきます。

 聖書は、あすのために生きるのでなく、今、ここに生きなさいと教えます。ふだんは見過ごしてしまうような野の花や空の鳥を見るように促します。自然の中には、その日一日のに心を据える生き方への気づきが隠されています。

 毎日を力いっぱい生きる時、同じように見える日々の中からでも幸せは見つけ出せます。この体験の積み重ねはどのような貯金にも勝り、確実にあすへの備えとなります。

   ◇    □    ○    ※    ☆

 7月31日の夜、テレビで「我が家の断・捨・離」という番組を 垣間見ていました。 とてもセンスのよい目で選ばれた品々が画面に映りました。 すごく惜しまれたのは その品々が 山積みになってしまっていて窒息している状況を呈していたことです。(すみません。こんな大きなことを言えるほど ムーミンパパの机上や部屋はすっきりしていないことを棚に上げて書いています。)

 アドバイスにやってきた やましたひでこさんは、こんなことをおっしゃいました。「あなたは お料理好きな方だと思います。でも、このキッチンの状態からは、あなたがそういう方であることは伝わってきません」

 番組の終わり・・・その奥様だけでなく ご主人 娘さん ご家族みなさんが すてきな笑顔になっていました。

 何をたいせつにして歩んでいるか ・・・ それが いつの日か ではなく、 今日の生活に現れている歩みとなりますように。 

 明日は日曜日。キリスト教会の礼拝にお出かけくださいますように。

 

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