« インフルエンザの予防注射 | トップページ | 「野牡丹」と「柳葉ルイラ草」 »

2019年10月19日 (土)

『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』 The British Secondary School Days

0001_20191018193201 『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』

 The British Secondary School Days

 ブレイディみかこ 著

新潮社 2019年6月20日 発行

 著者のみかこさんは、福岡市生まれの日本人。アイルランドの男性と結婚し、英国に在住。

 生まれた息子さんは、カトリックの小学校を卒業し、公立の中学校に入学。いろいろな国籍の子どもが学び、いろいろな出来事が起こります。

 国の政策が与党となる政党によって、大きく転換し、EUからの離脱に関してもいろいろな考え方があります。

 通学している中学生たちの家庭の経済力も多様で、いろいろな現実に親子は率直に意見を交わしながら歩んでいきます。

 このブログで10月8日に登場したスエーデンの少女のことも、この本には、その意見に賛成して中学生がデモに参加するかどうかといううねりを起こしていることが書かれていました。

 緊縮財政の影響が教育にも深刻で大きな影響を与えていること・・・ストリート・チルドレンの保護支援団体によると、イギリスでは一年間に10万人以上の16歳以下の子どもたちが行方不明・・・実に5分間に一人が自宅から居なくなっているのだそうです。行方不明の生徒がいることを公表すると学校の格付けが下がるので、公表を避ける学校もある現実だそうです。

 この本を読むまでは、思ってもみない英国の現実を、実際に英国で生活しているかたを通して知り、考えることが出来ました。

 新潮社の月刊誌『波』に続編が継続掲載中とのことです。 深刻な問題をも率直に中学生の息子さんと語り合って親子・夫婦が成長し合っていく様子が伝わって来て、大きな学びをさせていただきました。

 今日も、良い日となりますように。

 明日は日曜日。キリスト教会の礼拝にお出かけください。

|

« インフルエンザの予防注射 | トップページ | 「野牡丹」と「柳葉ルイラ草」 »

コメント

本は読んでいませんがこの著者の新聞でのコメントいつも いいなと思わされます ありがとうございました

※ ムーミンパパより
 コメント、ありがとうございます。 そうですか、この著者の知性の高さ、視野の広さなどをこの本で初めて知ったのですけれど、新聞へのコメントなどでも活躍なさっているかたなのですね。 ほかの著作も読んでみたくなりました。チャレンジしてみます。ありがとうございます。 今日も、良い日となりますように。

投稿: Kh | 2019年10月19日 (土) 20時37分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« インフルエンザの予防注射 | トップページ | 「野牡丹」と「柳葉ルイラ草」 »