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2019年11月22日 (金)

『坂本九ものがたり』ー六・八・九の九ー 永六輔

0001_20191118141101 『坂本九ものがたり』ー六・八・九の九ー 

永六輔  著

筑摩書房 2017年7月10日 第1刷発行 

(単行本として 中央公論社から1986年12月に刊行・1990年3月 文庫本)

 NHKテレビの「夢で会いましょう」の今月の歌に「上を向いて歩こう」が登場したのは昭和36年10月、わたしが中学生の時でした。坂本久九さんの笑顔が素敵でした。その後、昭和38年8月にご存じのようにこの歌はヒットチャートで世界一になり、昭和39年には曲名は「スキヤキ」となりいろいろな歌詞がつけられながらであるけれど、60か国を超える国でたくさんの人に歌われるようになった。

 飛行機事故で亡くなった坂本九さんの追悼番組などを見てしまう。彼のほかにあんなに明るい笑顔で歌える歌手はいない・・・そう改めて思ってしまう。

 六・八・九 コンビと言われたこの三人はもう居ないけれど、永六輔さんのこの本を読むと三人の歩みとその生きた時代が浮き彫りになってきます。

   昭和44年初夏、銀座で大きな買い物袋を抱えながら、お母さんを支えつつ横断歩道を渡る女性を止まっている車の中から見かけた九さんは、同乗していた俳優の長谷川明男さんをつついて、こう言ったそうです。

「ネ、あのおばあさんの手を引いているコ、見ろよあのコ。いいねえ。ああいうおばあさん思いの娘を嫁さんにもらいたいよ」

 長谷川さんは、その娘さんが誰か知っていました。「なんだ、知らないの? アレは柏木由紀子っていう女優だよ」

 このことが、後に結婚するお二人の最初のきっかけだそうです。おばあさんではなく、お母さんだったそうですけれど。

 よろしければ、どうぞ。

 坂本九さんの笑顔と歌声がイメージされて、「上を向いて歩こう」・「明日があるさ」などをピアノソロではしっかりと弾けないままのわたしでしたけれど、鑑賞にたえる演奏が出来るように取り組んでみようと、今は思っています。

 今日も良い日となりますように。

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