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2019年11月17日 (日)

稲架(はさ)の風景

 

0003_20191116222901  山道のウオーキングの途中で、例年のように稲架(はさ)で稲が干されている風景に今年も出会えました。いいものですね。 

 天日でじっくりと乾燥している間に、根元から茎までの養分がお米に注がれて、粒がふくらむのだ、と語ってくださった農家のかたがありました。「どうばりと教わったが、わしは、胴張りと書くのじゃないかと思っている。」とのことでした。 私の勤務していた小学校の校区の方に教わったことばでした。

 小学五年生に種籾をまいて育てるところから、そのお米で餅をつくところ、わらで注連縄(しめなわ)を作るところまで、丁寧に寄り添って教えてくださっていたのでした。 感謝の思いとともに、稲架をみると、このことば、「どうばり」が思い出されます。 刈り取られた後も、お米に養分を送り込む稲 ・・・親の深い愛のような・・・。

 そうそう、稲を刈った後の切り株がその後少し伸びるのを「穭」(ひつじ)ということを、俳句をなさっている方に教えていただいたことも懐かしいです。
穭(ひつじ《ひつぢ》)  【季語の分類一覧】
穭穂(ひつじほ《ひつぢほ》)
「秋-植物」の季語
稲を刈り取ったあと、切り株から再び萌え出た稲。放っておくと穂が出て晩秋の田の面を青く彩るが結実はしない。
ひたひたとさゝ波よする穭かな 村上鬼城
らんらんと落日もゆる穭かな 富安風生
沼風や穭は伸びて穂をゆすり 石田波郷
合本 俳句歳時記 第四版  (C) 株式会社角川学芸出版 より
 どうばり、ひつじ  ・・・地に足のついたことばだと思います。 ※2015年10月29日の記事を再編集いたしました。
 今日も、良い日となりますように。
 日曜日。キリスト教会の礼拝にお出かけください。

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