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2019年12月31日 (火)

『下町ロケット ヤタガラス』 池井戸 潤 著

0008_20191228195801 『下町ロケット ヤタガラス』

池井戸潤 著

小学館  2018年10月3日 初版第1刷 発行

 この本の発行日を見て、おっ と思いました。 昨年、この本がテレビドラマ化され、何夜かに渡って放映されたのを、待ち遠しく思いながら見た覚えがあるからです。この本が書かれているときからドラマ化が企画され、進行しているほど、期待されていた作品ということではないでしょうか。

 ヒーローたちは、爽やかでかっこよく、かたき役は、いかにも憎たらしく ・・・与えられた配役を見事に演じた俳優さんたち、見応えがありました。

 かっこいい役を演じた杉良太郎さん 吉川晃司さん、阿部さんたち それぞれの役がまわってきて、きっと嬉しかったことと思います。

 憎まれ役を演じたかたたちも、そう生きざるを得なくなった必然を表情、後ろ姿などで表現して、ドラマに厚みを加えたことに誇りを持っておられることでしょう。本書の結びの謝辞に、作者からのこんな言葉があります。 本書には様々な敵役(かたきやく)が登場しますが、それらはすべて著者による勝手な創造であることを付記しておきます。

 作品の結びは、途中で敵役にまわっていた伊丹という人物のこういうことばで終わっています。

 

   ◇    □    ○  ※  ☆

 「ライセンス契約のときにさ、佃さんにいわれたんだ・・・あんたたちを信じた人たちを裏切るな。過ぎたことは、もういいじゃないか。日本の農業のためにいっしょにがんばろうや、って。涙が出た。 あれが下町の心意気って奴なんだな 長いこと忘れてた。なんで忘れていたんだろう。

 そういうと伊丹は、涙を一杯に溜めた目で空を見上げたのであった。

 ◇   □   ○  ※   ☆

 とくにフィナーレ近く、読んでいて胸が熱くなりました。 こういう作品を書く1963年生まれの池井戸潤さんが岐阜県出身ということ、なんだか嬉しく思っています。

 テレビドラマ化された作品の原作を読んで、展開は分かっているのに、改めて一喜一憂している自分に気がつきます。 読書って、やっぱり楽しいですね。

0001_20191230195301  2019年年も、バトンタッチの日が来ました。 つたないブログを訪れていただき、ありがとうございます。

  買い物に出て、「お煮しめ」を初めて文字で認識いたしました。何となく「鬼しめ」と思っていたのです。「鬼まんじゅう」などからの独りよがりな連想だったのでしょう。「お煮染め」とも書くのでしょうか。 「おにしめ」・・・覚えておきます。

 あたたかくして、佳い年をお迎えくださいますように。 来たる年も、どうぞ、よろしくお願いいたします。

 佳い年をお迎えください。

 

 

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コメント

この一年も楽しませていただきました。
来年もよろしく
よいお年をお迎えください。

※ ムーミンパパより
  こちらこそ、どうぞ2020年もよろしくお願いします。
  ご家族皆さま、お健やかで佳い年となりますように。
  感謝と祈りの内に。

投稿: 坂本 | 2019年12月31日 (火) 16時08分

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