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2020年2月 5日 (水)

杉山龍丸さん ・・・ インド緑化の父

 中村哲医師を悼む心は薄れていくことがありません。 そんな心に、NHKテレビ プレミアムカフェで2011年に放送された 杉山家三世代の挑戦という番組が飛び込んできました。 杉山茂丸さん ⇒ 杉山直樹さん(=夢野久作さん)⇒ そして杉山龍丸さんという三世代の歩みが紹介されました。

0006_20200204235801  この三代目、杉野龍丸さんのことを番組からメモしました。かいつまんでご紹介いたします。

 インドに干ばつの被害が続いていたとき、杉山龍丸さんは「治山治水」という独自の考えに基づいて、ひたすらインドに自腹で費用を捻出して植林を実行したのだそうです。最初は龍丸さん夫妻からスタートし、途中から賛同者が労力を提供するようになって成し遂げることができた結果、昭和38年から10年がかりでインドの国道1号線沿いに260キロにわたって植林したとのこと。選んだのはユーカリの苗・・・生長の早いユーカリの苗は1本7円・・・それが3年で15メートルの木に育ち、1本0002_20200205000001 3500円でパルプ材として売れるようになったそうです。そのユーカリの林の根が地下水の流れを素通りさせないで乾いた荒れ地を緑地へと変化させていき、その映像が紹介されました。

 そうなるまでは、100メートル掘っても水が出なかった荒れ地が、40メートル井戸を掘ると豊かに水の湧き出る土地に変わったといいます。

0004_20200205000101  龍丸さんは、更に考えました。米と麦の二毛作が出来るようにと工夫し、化学肥料に頼らないで、優秀な苗をご自分の祖父が尽力して台湾で農業が盛んになったことを背景に、当時、台湾が輸出禁止としていた「蓬莱米」の苗を20トン輸出してもらえるように働きかけ、聞き届けられたのだそうです。

 その甲斐あって、米、麦、そして野菜の三毛作が可能な土地が広がり、放牧に頼っていた荒れ地の人々が定住して農業にいそしむことが出来るようになったとのこと。

 祖父の茂丸さんの「民を親にするにあり」の心を龍丸さんご夫妻はインドの地で実現したの0008_20200205001701 だそうです。 中村哲医師がご存命でしたら、インドで龍丸さんたちが成し遂げたことをきっと成就されたことと思います。

 そんなことを感じながら、感動しつつ、この番組を見終わりました。 国として、そういう方向を継承できたら、嬉しいですね。

 今日も、良い日となりますように。

 

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