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2020年3月 8日 (日)

「八甲田山の大失敗から学ぶ」 ーリーダーとはー

  昨日のブログで引用させていただいた『百万人の福音』(いのちのことば社 2019年4月号)に「八甲田山の大失敗から学ぶ」という心に残る文章がありましたので、紹介させていただきます。 いのちのことば社さま、ありがとうございます。

 映画にもなりました『八甲田山 死の彷徨』(新田次郎 著)には雪中行軍に挑んだ二つの部隊の明暗が描かれて0001_20200306112801 います。一方の部隊では199名が落命し、もう一方の部隊は苦闘しながらも雪中の八甲田山登山を成し遂げました。成し遂げた部隊には民間人の案内人(映画では、秋吉久美子さんが演じていましたね)が起用されていたことが、惨事を防ぐ要因となりました。もう一つの部隊には指揮官の自意識の強さから民間人の案内人がつくことはなかったのです。生死の分岐点は、そこにありました。

 

0002_20200308194001  この文章は、その後の太平洋戦争での指揮官の無謀さにも言及しています。

 前半と後半の間にドイツのワイツゼッカー元大統領の言葉が紹介されています。「過去に目を閉ざす者は、現在にも盲目になる」 ・・・とても大切な警鐘ですね。

 

 本日の文章を読んでいて、先日のブログの日野原重明先生の『生きていくあなたへ』の一節が思い浮かびました。

こういう内容です。

 新しいことを始めるとき、そしてまわりの人がそのことを理解せず反対されたとき、「遠くを見つめる」ということを思い出してください。

 遠くを見る。 表明する。  そして実践する。

 これこそ僕達人間が持つ、意志の力を形にするために必要なプロセスです。

 

 遠くを見る、見つめるとは、物事を自分の意地や保身、あるいは側近というような身近な周辺ばかり見るのではなく、弱い立場にある人の命や意見も大切にして、大局的に見ること、本質を見ること、遠い未来まで見つめて熟慮することだと思います。 (日野原重明医師のお父さんは、十年、二十年先を見つめ、考える人で、そのことが日野原医師にもしっかりと受け継がれていたようです。)

 山を育てる人は、自分の代だけでなく、孫やそれより後の世代のことを考えて、苗木が育って大樹になる姿を思い描いて力を尽くしているのですね。 未来の世代に負の財産を押しつけて現在のつかの間の繁栄に酔おうとするのはグレタさんでなくても怒らずにはいられない恥ずべきことなのです。

 歴史に学び 遠い将来に果実を結ぶ 苗を 心を込めて植え続ける人に なりたいと思います。

 日曜日。 キリスト教会の霊愛にお出かけください。

 明日 地球が滅ぶと聞かば 我は 今日 リンゴの木を植えん   ルター

  

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