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2020年5月26日 (火)

声に出して読みたい短歌 

 最近のラジオから、「外出をひかえていると人と会話する機会が少なくなって、滑舌(かつぜつ)が衰えてきている」と聞こえてきました。というわけで、今日は、口に出して読みたい短歌を・・・。

 よろしかったら、声に出してお読みください。 どうしても、というわけではありませんけれど、「短歌」というくらいですから、音読には適している素材だと思います。

 ひまはりのアンダルシアはとほけれどとほけれどアンダルシアのひまはり 永井陽子

 いかがでしょうか。ソフィア・ローレン、マルチェロ・マストロヤンニ主演の映画「ひまわり」のシーンを思い浮かべてくださったかたもおいでかもしれませんね。 やわらかな言葉の繰り返し(リフレイン)が何ともいえません。

 今度は、がらっと変わって、フクロウの登場する歌です。

 ごろすけほう 心ほほけてごろすけほう しんじついとしいごろすけほう  岡野弘彦

 低い鳴き声 声に出していると、どこか哀愁を帯びた響きと、作者の人を恋う心がただよう森の中へ導かれるような・・・

実際のフクロウには好き嫌いが分かれるかと思いますけれど、ごろすけほうのオノマトペ(擬声語・擬音語・擬態語の総称)が三回登場する内にこの歌の世界にいざなわれていく感じでしょうか。

0001_20200526060201  永田和宏さんの『新版 作歌のヒント』(NHK出版2015年2月20日 第1刷発行)を参考にさせていただきました。

 滑舌を衰えさせないために百人一首 を読み上げるのも よいかもしれませんね。

 良い日となりますように。

 岐阜では、夏の気温・・・なにか写真をと思い、涼しい食卓・・・盛岡冷麺 梅じそ篇 の写真を掲載させていただきます。美味しくいただきました。ありがとうございます。

0007_20200523164001

 

 

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コメント

リフレインの読み方でいろいろの表現でき、優れた作品ですね。朗読する人に、あとを託されたおおらかさ、懐の深さもゆったり感じられて、ほっこりしますね。
小5のおとなしい坊やの国語の課題が「春の句を、景色、動物、食べ物、自由で4つ作る」というのがあり、七転八倒生みの苦しみでなにも浮かばないようでしたので、周りに居たお兄チャンお姉ちゃんに、「作ってみよう」と声かけましたら、でるはでるは!きれいなのもありましたが、boysたちの頭はブラック・ユーモアでいっぱい!「そういうのは狂歌というんだよ」とみんなで大笑いしたあと、小5の坊やは くすくすしながら 自分でなにやら課題プリントに作っていました。書いたものは私には隠して見せてくれませんでしたが、(自由にまず書いてみる)ことはできたのだと思います。
※ ムーミンパパより
  おお、なかなか粋な課題ですね。半世紀ほど前、初めての教え子たちの詠んだ句に、「鉛筆や おまえの体 どこになる」と、なかなか哲学的なのがあったのを思い出しました。 最近の句 「ツバメ飛ぶ ひなよ育てと キラキラと」 ・・・ひながなんわいても、くわえてきた餌を与える順番を間違えないそうですね。 飛び方も特徴を感じました。 兄ちゃん 姉ちゃん にも よい時間となりましたね。たとえ、川柳になっても 五七五のリズムの心地よさが感じられたらいい時間です(^J^)

投稿: kei | 2020年5月26日 (火) 10時04分

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