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2020年6月20日 (土)

一顆明珠(いっかめいじゅ)

一顆明珠・・人間は誰でもひとつの明るい珠のような存在だから、心して己を磨くべしというような意味だそうです。Photo_20200618091501

 このことばは、この本の、ある医大の剣道部の主将に就任した剣士の決意表明の場面に登場しました。

 この四文字熟語を目にしたのは初めてでしたので、印象に残りました。

 『ひかりの剣』

 海堂 尊(かいどう たかし)著

 文藝春秋 2008年8月10日 第1刷 発行

 新聞の書評で、現在 新型コロナウイルスに直面している状況を10年前に小説に書いた作家がおられることを知って驚き、その作家 海堂 尊さんの本を読もうと手にした最初が、この本です。

 印象に残ったのは、毎日練習に励んでいる剣道部の若者たちが、新しく顧問になった中年で、外科医として働いていて練習をしているはずのないおじさんに全然歯が立たないでこてんぱんに負ける場面での顧問の言葉です。

 剣道という闘いは、社会という大海原から見れば、小さな水たまりの中のできごとだ。そこでの闘いは人生のほんのひとかけら。私に勝てない理由は簡単さ。私は毎日、手術室という命を削る闘いの場に身を置いている。メスという刃は市内より小さいが、その下で繰り広げられる世界は、一歩間違えば相手の命を奪う親権s尿部。剣道場で行われている勝負よりもはるかに厳しい。そこで毎日メスを振るっていれば、剣筋はおのずと磨かれる。まだまだ青二才には負けません」

 うーむ・・・この海堂 尊さんは、現役の勤務医で書いた『チーム・バチスタの栄光』で2005年に第4回『このミステリーがすごい大賞』を受賞してデビューなさった方だそうです。

 岐阜市の図書館が久しぶりに開館されましたので、どっさりと本を借りてきました。しばらく、読書にふけります。

 今日も、良い日となりますように。

 

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