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2020年6月27日 (土)

ホトトギス

 このところ、自宅にいてもホトトギスの鳴き声がよく聞こえてきます。近くの山道を歩くとウグイスも美しい声を聞かせてくれます。

 どちらの声も喜んで聞いていたのですけれど、海堂 尊さんの小説を読んでいて、ホトトギスが卵からかえったばかりのひなをちゃっかりとウグイスの巣に紛れ込ませ、そのホトトギスのひなはウグイス本来のひなを追いやったり圧迫したりしながら厚かましくふるまって育ててもらうことが書かれていたのを読んでしまいました。こういう托卵(たくらん)について、広辞苑では、こう書かれていました。

 托卵・・・ある鳥が他種の鳥の巣に産卵し、その鳥に抱卵・育雛(いくすう)させること。多くの場合、仮親の卵より早く孵化し、仮親の卵を巣外に排除する。日本ではカッコウ科のカッコウ・ホトトギス・ジュウイチ・ツツドリの4種がこの習性を持ち、ウグイス・モズ・ホオジロ・オオルリなどの巣に産卵する。

 以来、ホトトギスの声を聞くと複雑な思いになります。 けれど、そんな仮親の役割をさせられ、だいじな我が子を排除されてしまうウグイスがホトトギスに報復しているようでもないので、何も被害を受けていない私にホトトギスに腹を立てる権利があるのかと自問し、なぜ、自然界にこんなことが起こるのかを考えています。 

 どなたか、こういうことなんだよ、と教えてくだされば、嬉しいです。

  飛騨高山の牧師で、野鳥の会の会員である兄が教えてくれました。「ひどい奴らだと思いましたが、ホトトギスも必死なんだそうです。というのは、ウグイスの親がちょっと出かけた隙にサッと卵を産まなければなりません。おまけに、ウグイスの卵を1個は外につまみ出しておく作業もしなければなりません。自然の中で生きていくことは大変です・・・」

 うーむ、ウグイスに托卵しておいて、ホトトギスの親たちは身軽に生活を謳歌している というわけでもないらしいのですね。

 ひとまず、こんな川柳を作りました。

 タクラんで 托卵している わけじゃなし 

 今日も、良い日となりますように。

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