木槿はまっすぐな茎に花をつけ、残暑をものともせず、あっけらかんと咲く。主人を待っていた馬だろうか、その馬に食べられてしまった。ぱくりと音が聞こえるようだ。明るい木槿と平和な馬、お互いを引き立てている。(藤原智子)
出典:『野ざらし紀行』
芭蕉が見た木槿の花は白だったのか、それとも紅だったのか、などと思いを馳せています。
一つの句の存在は大きいですね。
キリッとした男舞 のびやかで気品のある女舞 ・・・例年9月1日~3日まで開催される越中八尾(えっちゅう やつお) おわら風の盆 は、今年は、中止とのことです。
石川さゆりさんのこの歌を歌うことで、町流しの情景を思い浮かべてよい時間を過ごしていただけたら嬉しいです。
今日も、良い日となりますように。
参照させていただいたホームページのURLなどを記させていただきます。
ありがとうございます。
https://www.info-toyama.com/event/10012/
8月21日(金)、お昼の時間帯のBSコンシェルジェという番組を偶然に数分見ました。ゲストは杉 良太郎さん。
感銘深い三つのエピソードが紹介されました。
・ ハンセン病の施設を訪問して歌を披露した杉良太郎さんは、歌だけでなく、お芝居の一座と再訪しようという気持ちになり、「今度は、お芝居を観て頂にうかがいます」と挨拶して辞去されたそうです。 そして、5年後再訪して、「遠山の金さん」を上演。その施設でずっと暮らしておられる方々を前にして「これにて一件落着」という決め台詞がなかなか言えなかったそうです。 ともかく幕が下りたとき、ものすごいどよめきが起きたそうです。拍手できない方たちは、足を踏みならしたり、近くの人たちと体をぶつけ合ったりして感謝とエールを送ってくれたのだそうです。一人の方が「口約束をして、その約束を果たしに来てくれたのは、あなたが初めてだ」と言ってくれたのが杉さんの心に大きく残っているとのこと。
・ベトナムの孤児院を訪れ、子どもたちがみな小柄なのに気づいた杉さんは、次回はチョコレートなどのお菓子・食べ物をお土産に持参してわたしたそうです。 でも、子どもたちは、それを喜んで食べようとせず、理由を尋ねると、こう言ったとのこと。「お父さん、お母さんがほしい」
杉さんは、自分はこの子たちの思いが何にも分かっていなかった。物やお金ではないんだ と、子どもたちの部屋から出て、泣いた後、園長さんに申し出たそうです。「この子たちのおとうさんになります。 以来30数年、支援を続け、最初に訪れたとき40人だった子どもたちは、現在152人になっているとのこと。
・九州の刑務所を訪問したとき、「私をこの刑務所から出さないでほしい」と刑期を終えるの が間近くなっていた方が懇願されたそうです。高齢になったし、外に出ても温かく迎えてくれる親族も居ないし、迷惑をかけるばかりだ・・・。 杉さんは、これからの刑務所は、その地域の産物、たとえばお茶などの生産活動をして、刑務所の外に作業所や寮などを作り、出所した人が刑期を終えた後、そこに住んで働くなどの受け皿を備えるべきだと考えて、厚生労働省などに働きかけておられるそうです。
たまたまチャンネルを合わせた番組から、杉 良太郎さんの福祉の心に触れることが出来、感謝しています。
今日も、良い日となりますように。
木槿はまっすぐな茎に花をつけ、残暑をものともせず、あっけらかんと咲く。主人を待っていた馬だろうか、その馬に食べられてしまった。ぱくりと音が聞こえるようだ。明るい木槿と平和な馬、お互いを引き立てている。(藤原智子)
出典:『野ざらし紀行』
芭蕉が見た木槿の花は白だったのか、それとも紅だったのか、などと思いを馳せています。
一つの句の存在は大きいですね。
気象情報は、地球の状態のデータの中から気象に関する情報をピックアップして、総合的に判断して示されるもので、そのおおもとの状況を造り出しているわけではありませんから、予測が外れることがあっても全面的な責任を気象庁や気象予報士にとってもらおうとするのは的外れだと、どなたも思っておられることでしょう。
詳しく調べたことはありませんけれど、「天気予報」という言葉は、「気象情報」という言葉に変わってきているようです。そのほうが、大幅に外れたときに「責任者、出てこい」ということにならないから、という判断が為されたのかも知れません。
状況は変わるかも知れませんけれど、22日、23日は久しぶりに傘マークがたくさんの地域に登場し、それ以降は予想最高気温が少し控えめな数字になるようです。 今年の酷暑も、さすがに峠を越えるということになるでしょうか。
鹿児島に行ったとき、気象情報として桜島の噴煙がどの程度の規模で、どの地域は洗濯物を外に干しても大丈夫でしょうという予想がテレビで伝えられていました。地元の方にはなじみの情報なのですね。旅行者にとっては新鮮でした。
先日、気象情報の中に「発雷確率」という言葉があり、私には初耳でしたので、ちょっと驚きました。多分、登山する方たちは、ずっと以前からご存じのことなのでしょうね。
天気のことは、基本的には、人事を尽くして天命を待つ・明日は明日の風が吹く ということでよいのだと思います。
原子力発電所の設置、運営に関しては、「想定外」という言葉を用いて責任を回避することは、疑問を感じます。設置した責任者は、設置を許可した原子力発電所の敷地内・または万一放射能漏れの事態が起きたときには被害を被る距離の地域に永住する義務を負うほどの覚悟で、設置に責任を負うべきだと思います。
何か事件が起きたときにテレビカメラに向かって丁寧に頭を下げる場面が、やたら多く目に付く気がいたします。ほんとうにそれで、責任を果たしていることになるのでしょうか。
酷暑が峠を越えそうと聞いて、上記のようなことを考えて見ました。 お読みいただき、ありがとうございます。
良い日となりますように。
※ 数日前に準備したこの文章・・・ 21日・22日の岐阜市は両日とも夕方に雷鳴が轟き、夕立が期待されましたけれど、庭を潤すほどの雨は降りませんでした。 関西に住んでいる長男は両日とも土砂降りだったとのこと・・・やはり、人の思い通りにはならない天気・・・謙虚さを学ぶ機会となりました。 でも、ホットな日 ホットな心で(^J^)
好調の太陽のもとでウオーキングするのは、体にいいのやら 良くないのやら ・・・ 一心不乱に歩いていて、ふと気が付いたら熱中症で倒れていた などということになったら、本末転倒です。
けれど、あまり体を動かさずにいたら 筋肉も弱ってしまいます。
それで、朝、涼しい内に 少しは歩いてこようと考えました。 早起きは三文の徳とやら・・・(「徳」と書くのと「得」と書くのとあるようです。お金だけでなく精神的にも向上する面があるということでしょうか)
聖書に出てくる地名にちなんで「エマオの途(みち)」と名付けている道・・・木陰もあって、起伏もあり、健康に良さそうな道です。
聞こえておりました。この山道を抜けると生長途上の田んぼが見えました。
ホットな日が続きますが、それが日照時間の少なめだった7月を挽回して稲や野菜、果物の生長を促進しているのだと思うと、何だか嬉しくなります。
帰宅して歩数計を見ると、3600歩ほどでした。
良い日となりますように。
作家 中山七里さんは、岐阜県生まれとのことで、ペンネームとして岐阜県の名勝を選ばれたようです。
書かれた本の題名に、ドビッシーやショパン、ベートーベンの名が入っている岬洋介シリーズ、高齢でかくしゃくとした頑固な男性と女性初の裁判官のコンビが事件を解決するシリーズなど、たくさんの本を書いておられます。
この『死にゆく者への祈り』は、受刑者に宗教の講話をする教誨師(きょうかいし)の僧侶が死刑の確定している囚人と出会い、そのえん罪を確信し、手を尽くす物語です。
明るい内容ではありませんけれど、死刑制度のことも考えさせられますし、人として自分の信念に忠実に生きることの尊さ、そうした人の頼もしさなどが伝わってくる本でした。
中山七里 著
新潮社 2019年9月20日 発行
今日も、ホットですけれど ホットな心で!
8月17日のテレビ、徹子の部屋に歌手の中尾ミエさんのトレーニング風景、そして空中ブランコの男性に水平に支えられながら空中で歌う場面が紹介されていて、驚きました。 何と74歳・・・私と同年齢だというではありませんか。
アパートを経営することになって、入居者につけた条件は、若い男性であること・・・その時入居した男性が五十代になっているというお話も元気になさっていました。
♪「かわいいベィビー」で売り出した歌手が、せっせと筋トレやプールでバタフライに励んでいるのです。 徹子さんは、背泳やプールに何もしないで浮かんでいるのが得意とのこと ・・・ うーむ 我が身の怠惰さを反省いたしました。 いきなり外を駆けて熱中症へまっしぐら・・・では恥ずかしいですから、段階を踏んで、鍛えられた体・しなやかな筋肉の持ち主になろうと思いました。
体はほどよく鍛えるとほどよく育つ ・・・中学時代に習ったルーの法則 を思い出しました。
階段を下っても 体力は向上 !!
良い日となりますように。
ホットな日が続き、7月にはあまり生長が見られなかったシシトウがこの8月中旬になって、俄然 元気に花をつけ、実を提供してくれるようになりました。深みのある緑色をしています。7つ並んで、七人の侍といった感じでしょうか(^J^)
さて、田辺聖子さんの『上機嫌の才能』 その3です。
◇ 苦労が聞いたら 怒りよるやろ
田辺聖子さんは、「よいことばかりあるように日記」という日記をつけておられたそうです。うーむ、この題名からも、前向きの方であることがはっきり伝わってきますね。
その日記を読み返していたら「いささかは 苦労してますと いいたいが 〝苦労〟が聞いたら 怒りよるやろ」というのもあり、自分で書いている内に笑ってしまったそうです。
人生の苦労のそこは深く、果てしもない。私みたいな苦労ぐらい、誰でもしている、と、〝苦労〟は怒るかもしれない。
『ひよこのひとりごと』より
◇ 人生の荷を軽くしていく
・・・ありがたいことに先に行くに従い、一つずつ荷を落としていける。才能や出世欲や美貌のお荷物を・・・(もちろん最後まで重荷を背負い続ける人もいるけど。
愛するものとの別れも、人生の荷を軽くすることなのかもしれない。
『夢の櫂こぎ、どんぶらこ』より
◇ 自分もエライんだ
他人はエライが、自分もエライのだ。よく戦ってきたじゃないか。満身創痍の身で戦場を馳駆(ちく)し、生きのびた。〈自分もエライんだ〉と思わなきゃ、長生きしてる甲斐もないじゃないか 『ひよこのひとりごと』より
◇ 「人間の最上の徳は
私は人間の最上の徳は人に対して上機嫌で接することと思っている。しかしこれは中々にむつかしい。相手の許容能力にもよるし、性格にもよる。上機嫌の登場方法にもよろうし、生育文化の質にもよろう。
『老いてこそ上機嫌』より
田辺聖子さんのこの本からもう少し、掲載させていただきます。歯切れがよくて、スカッとするのです(^J^) 冷えた西瓜を綺麗に切るような快感!! 今日も、良い日を!!
写真は、いただき物のブルーベリー・・・なんと甘く、美しい輝きでしょう。自家製だそうです。ありがとうございます。
◇ 時間なんて
時間なんて、どないでも出てくるんです。できないと言い訳するのは、自分がそれをしたくないからではないかしら。
『婦人公論』2011年7月号より
◇ 自分の名前を自信を持って言える
せっかくお勤めしている間ぐらいは、自分の名前を自信を持って言えるような、そういう生活をして欲しいと思いますね。
自分の名前に誇りと気概を持っていない人に、挫折から逃げるなと、いくら言ってもだめですねぇ。やっぱり甘えがあるのかなあ。
『ほのかに白粉の匂い』より
◇ 永遠に文学はある。あなたのそばに。
自分の内なるものを表現することが、人間の最も大きな望みなんです。なんで表現したいかというと、それは他の人とわかり合いたいから。
「私こう思うけど、あなたはどうやの?」「そやな、ワシはちょっと違う」っていう風に。人間は常に人間を愛し、何より人間の心を愛しています。だれかと繋がりたいという思いは、ずっと消えることがないでしょう。だから、永遠に文学はある。あなたのそばに。
『一生、女の子』より
図書館でこの本を見かけて、あっ、上機嫌でいるのは才能の為せるわざなのか と思いました。
田辺聖子さんというお名前から、♪「アニー・ローリー」のメロディで歌われる「才女」という曲も思い浮かべました。
『上機嫌の才能』
田辺聖子 著
海竜社 平成23年9月29日 第1刷発行
平成23年10月5日 第2刷発行
田辺聖子さんの著書から短く引用された言葉の集積です。
印象に残った言葉を少し引用させていただきますね。
◇ 神さまからの最高のお恵み
別離のショックも悲しみも、忘れはしないけれど、薄れていく。「わすれる」のと「うすれる」のは、一字違いで大違いです。人間は自然に任せるのが一番いいんやね。時間というものが、神さまからの最高のおめぐみなのかもしれません。 『一生、女の子』より
◇ 気を取り直す才能
魅力にもいろいろあり、どんなのを魅力と思うかは、人それぞれであるが、私の場合、「おちこんだとき、気を取り直す才能」をあげたい。
おちこむ、滅入る(めいる)。 そういうとき、人にグチをいっても、ヤケ酒をのんでもしょうがないのであって、自分がおちこんだときは、自分で這い上がるべきである。
(ようし、まあ、今夜は早く寝ちゃおう)
と「気を取り直して」早寝するがよい。 若い人は宵っ張りの朝寝ときまったものだが、夜なか一人でおちこんでるとろくなことがない。
『ほのかに白粉の匂い』 より
◇ 幾山河を経て
幾山河を経て私は、いまがいちばんいい。 『苺をつぶしながら』より
◇ ◇ ◇
落ち込んでるときには、早寝しようにも寝られない と 言いたい人 が多数かも知れませんけれど ・・・ 短い言葉の連続で、シリーズになっているようですから、よろしければ、どうぞ。
今日も、良い日となりますように。
気が早いかも知れませんけれど、立秋の候でもありますから、秋の七草についてこんなホームページを訪れて、一足先に秋の風情を楽しませていただきました。それぞれの画像や花言葉も紹介されていて、勉強になりました。引用紹介させていただきます。ありがとうございます。
暑い日が続きます。 今が暑さの峠と思って、野菜などの生長を楽しみにし、元気で秋を迎えましょう。
良い日となりますように。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
https://www.hibiyakadan.com/lifestyle/z_0067/
秋の七草の由来
秋の七草は万葉集に収められている山上憶良の2首の歌が始まりです。
「秋の野に 咲きたる花を 指折り(およびをり) かき数ふれば 七種(ななくさ)の花」
「萩の花 尾花 葛花 撫子の花 女郎花 また藤袴 朝貌の花」
1つ目の歌で「秋の野に咲いている草花を指折り数えると7種類ある」とし、2つ目の歌で「それは萩の花、尾花、葛(くず)の花、撫子(なでしこ)の花、女郎花(おみなえし)、また藤袴(ふじばかま)、朝貌(あさがお)の花である」と述べています。「朝貌」については諸説ありますが、現在では桔梗(ききょう)が定説です。
春の七草が七草粥にして無病息災を祈るものに対し、秋の七草はその美しさを鑑賞して楽しむものです。そのため、7種一緒に何かの祭祀などに使用されることはありません。秋の七草の特徴は見て楽しめるだけではなく、薬用など実用的な草花として昔の日本人に親しまれたものが選ばれていることです。
日本女性の清楚さを表現した「大和撫子」の「撫子」は、この花のことです。可憐な淡紅色の花を咲かせます。「枕草子」の中で、清少納言は撫子の美しさは草花の中で第1級品であるとしています。
〈花言葉〉・・・純愛、無邪気、思慕、貞節、才能、大胆、いつも愛して
桔梗は、その形の良さから多くの武将の家紋に用いられました。中でも明智光秀の水色桔梗の家紋は有名です。桔梗の根を乾燥させ粉末にしたものは、痰や咳の薬として用いられています。藤袴と同様、絶滅危惧種に指定されている花です。
〈花言葉〉・・・清楚、気品、誠実、従順、変わらぬ愛、優しい温かさ
角田光代(かくた みつよ) 著
文藝春秋 2016年3月10日 第1刷発行
角田光代さんの作品で、私が知っているのは『八日目の蟬』です。
図書館で、この本の表紙を見かけて、女性がボクシングの小説を書いていることに興味を持ちました。
あさのあつこさんが少年野球の物語、『バッテリー』、内館牧子さんがNHKの朝のドラマでお相撲さんを登場させて『ひらり』などを描いておられますので、私の感性のほうが古いのだと反省しながら読みました。
文芸関係の記者を志していた青年が、まず、ボクシングの記事を担当したことから、あるボクシングジムに入会し、プロテストを受けるほどにボクシングの世界に魅せられ、そのジムで頭角を現してきたボクサーに惹かれて、試合場に足を運び、単身タイに渡って厳しい練習を積むボクサーの様子をわざわざ見に行くなどの行動をします。
マンガの『明日のジョー』などは読みましたが、この『拳の先』、なかなか読みごたえがありました。
よろしければ、どうぞ。
終戦記念日 ・・・ ルールのあるリング上での試合とは全く様相を異にする、非戦闘員の上に大量の爆弾を投下したり、殺戮に血眼になって非人間的な状況を造り出したりする戦争が、この世から消滅する日を迎えることが出来ますように。 消滅すべきは、核兵器 すべての武器 憎しみ 争い などであって、くれぐれも人類が自らの開発した核兵器などによって消滅することのありませんように。
「恵みの深呼吸」も、クリックして訪れてみてください。
関根先生のお声で5分ほどのメッセージが聞けます。
関根先生、ありがとうございます。
今日も暑くなりますけれど、良い日となりますように。
野菜・稲・果物が、7月の日照時間不足をこの暑さの中で補って、元気に生長しますように。
写真は、庭のアルストロメリアです。
+++
「病者の祈り」
~ニューヨーク・リハビリテーション研究所の壁に書かれた一人の患者さんの詩~
大事を成そうとして
力を与えてほしいと神に求めたのに
慎み深く従順であるようにと
弱さを授かった
より偉大なことができるように
健康を求めたのに
よりよきことができるようにと
病弱を与えられた
幸せになろうとして
富を求めたのに
賢明であるようにと
貧困を授かった
世の人々の賞賛を得ようとして
権力を求めたのに
神の前にひざまずくようにと
弱さを授かった
人生を享楽しようと
あらゆるものを求めたのに
あらゆるものを喜べるようにと
生命を授かった
求めたものは一つとして与えられなかったが
願いはすべて聞き届けられた
神の意にそわぬ者であるにもかかわらず
心の中の言い表せない祈りは
すべてかなえられた
私はあらゆる人々の中で
最も豊かに祝福されたのだ
+++
【恵みの深呼吸】 は
https://www.youtube.com/watch?v=6rcrMlAe6iQ&feature=youtu.be
お楽しみください。
宮沢賢治 作
いもとようこ 絵
金の星社 2005年12月
第14版 2016年発行
原作は、とてもよく知られていますね。
この絵本は「大人になっても忘れたくない いもとようこ名作絵本」 のなかの1冊で、絵が綺麗なのが魅力です。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
本の結びに 児童文学者の 小沢 正(おざわ ただし)さん が書いておられる文章を少し引用紹介させていただきます。
・・・ゴーシュのセロの腕前が、わずか十日ほどで驚くほどに上達するところ、この物語における最大の謎はそこにあります。
・・・ゴーシュが動物から贈られたのは、「生命のリズム」といったものかもしれないと考えてみたらどうでしょう。五線譜の音符を楽器で再現したものだけが音楽にあらず、全生命界にみなぎりひびきわたるリズムこそが、人をよみがえらせ活力をあたえる真の音楽にほかならないー『セロひきのゴーシュ』は謎とともに、そんな答えを用意してくれているように思われるのです。
◇ ◇ ◇
宮沢賢治は科学にも音楽にも豊かな力を備えていました。 楽譜には書き表せない大自然の中の音 ・・・ 小鳥の声 小川のせせらぎ 風の音 など 「ゆらぎf分の1」(ゆらぎエフぶんのいち)とこんにち呼ばれているような用語は宮沢賢治の次代にはなかったと思いますけれど、宮沢賢治さんは豊かな感性でそうしたこともとらえていたのかも知れませんね。
今日も、良い日となりますように。
お医者さんで作家 ・・・ あの森鴎外さんがそうでしたね。 そういえば手塚治虫さんも医学博士で、そして『鉄腕アトム』『ブラックジャック』などを世に送り出されたのでした。
海堂尊さんの世界は壮大です。ある作品に医学部の学生で剣道に打ち込んでいた人物が、その後の作品では研修医となり、そして大きな事故があってたくさんの負傷者を受け入れる事態にたまたま遭遇したときに八面六臂の大活躍をしてその後の作品でさらに成長した姿が描かれている・・・その彼の同期生や指導医もそれぞれいろいろな場面で活躍しているので海堂尊さんの繰り広げる小説の世界は、年月からいっても、登場する人物の多さや行き交う世界の国々、都市からいっても、とても大きな規模となっています。
『スリジェセンター』
講談社 2012年10月24日 第1刷発行
スリジェ というのは、フランス語で 桜 のことだそうです。
天才的な心臓手術医 天城雪彦医師 その卓越した力量に心酔する外科医 世良雅志・・・モンテカルロのカジノなども舞台となっています。
お金と売名行為に重きを置いているように見えていた人物が心から患者の命を大切にし、ベストを尽くす人物であったことが極限状況の中で明らかになる ・・・そんな場面が印象に残りました。 この本の前に『ブラック・ペアン』という本を読んでいただくと ちょうどよい続き具合になると思います。 そしてこの本の後に 先日ブログに登場した『ナニワ・モンスター』、そして次に
『スカラムーシュ・ムーン』
新潮社 2015年7月30日発行 という順で、ほぼいいのだと思います。
この本では、細菌とウイルスの違い、抗生物質とワクチンの違い
鳥インフルエンザの予防のためにあらかじめ鶏にワクチンを与えることの是非 などが物語の展開の中で 読者に理解できるようになっています。 小説の展開は 彦根という医師の頭脳の明晰さを起点としていて、驚くばかりです。
ワクチンの生成のために、1日10万個の有精卵が注文される ・・・ 若い男女の恋愛の機微なども織り交ぜられていて400ページ余の本ですけれど、スピード感を味わいながら読み進めることができました。
スカラムーシュというのは ピエロとか、大風呂敷を広げるほら吹きというような意味があるようです。
大学院生を指導している野坂という教授の出番は少ないのですが、決め台詞を二つ発しています。
・背負うことができない人のところには重荷はこないものなのです。
・道は、進もうと思う人の前にだけ拓けるのです。
この野坂教授の言葉の欠点は、あまりにも自然で、後で思い出せなくなってしまうことだそうです。 私も、どこに書いてあったかなぁと見つけるためにしばらく読み返しました(^J^)
よろしければ、どうぞ。
ー 旬の野菜で感じる七十二候 ー
山本 ふみ子 著
PHPエディターズグループ 2013年12月27日 第1版第1刷
今は、七十二候では、「立秋」の初候、「涼風至」(すずかぜ いたる)に当たるのだそうです。
著者の山本ふみ子さんは1958年北海道生まれの随筆家で、特技は日々繰り返す時間のなかに、おもしろみを見つけること。趣味は山歩き、歌舞伎・宝塚歌劇の観劇、将棋、そして「嵐」のコンサートだそうです。
旬の野菜を美味しく味わうレシピも掲載されています。
印象に残ったのは、梅雨の時候のところに書かれていた「傘かしげ」という言葉です。
・・・細い路地で傘をさしたひとがすれちがうとき、傘を傾けてよけ合う仕草のことだそうです。
山本ふみ子さんのことは、このブログがきっかけとなって、岐阜に足を運んでくださった東京の方が山本ふみ子さんの開いておられる講座に通うようになられたとのことから知りました。
ありがとうございます。
この本によりますと、今日、8月8日は八八 → 笑いの日 パチパチと読んでそろばんの日、そして明日8月9日はムーミン物語の作者、トーベ・ヤンソンさんの誕生日にちなんで、ムーミンの日とのこと。
それぞれ、良い日となりますように。
音楽タイムのプログラムに入れておくと、予想を超えて一気に盛り上がる曲があります。集まっておられる方の年代にうまくフィットするかどうか、ということなのでしょうね。
盆踊りのシーズンですと「炭坑節」の踊りの輪が出来たことがあります。
歌の命が脈打って その場にいる方の人生と呼応しあうと申しましょうか。 そんなとき、「歌は世につれ 世は歌につれ」という言葉も息づいているように感じます。
ムーミンパパの中学生、高校生ころの歌は、分類すると懐かしのメロディに入るのでしょうが、私自身にとっては、いつまでも わが青春の歌 です。
♪「芸者ワルツ」・・・ NHKで放送された「夢千代日記」、その中で登場していた貝殻節のシーン 朝のドラマの「エール」のダンスホールの場面 なども 思い出されます。
昭和27年にデビューした神楽坂はん子さんによって大ヒット ・・・実は、江利チエミさんの「テネシーワルツ」に対抗して作られた曲なのだそうです。
昭和28年に小学校に入学したムーミンパパの青春の歌 ということではありませんけれど たくさんの方に親しまれている存在感の大きな曲ですね。。
ところで、今日、8月7日は語呂合わせで、バナナの日なんだそうです。 バナナに初めて出会ったころは、とても高価だったように思います。
今日も、良い日となりますように。
国際アンデルセン賞作家賞を受賞されている作家で、そして文化人類学者、上村菜穂子(うえむら なほこ)さんというかたが新聞に寄稿された文章 「ウイルスに揺さぶられて 生態系全体の視野で 変化できるか」という文章を読ませていただきました。1962年7月生まれだそうです。
3年前にNHKが配信する記事のタイトルにこういうタイトルがあったそうです。
「死者数十万人も。ウイルス大歓声時代、最悪のシナリオとは?」・・・その記事にこうあったとのこと。
人類の生活圏の急速な拡大が自然環境を大きく変え、私たちは頻繁に新たなウイルスのパンデミックに襲われるようになるだろうと警告され続けていて、それが現実のものとなり、今後も頻繁に起きる可能生がある
◇ ◇ ◇ ◇
上記に続いて、上村さんは、こう書いておられます。
今は、病気に譬(たと)えるなら急性期ですから、とにかく救える命を救うための対策を最優先で行うべきです。
ただ、同時に、遠くまで思考の網を広げて行動し始めなければ、蛇口は開きっぱなしのまま、床を雑巾で拭いているような物で苦難は果てしなく続くでしょう。
・・・人という生き物には、まだ起きていないことを想像し、思考する能力、そして、思考したことを他者と享有する能力があるということが、私には、わずかな希望に思えるのです。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
大きな船が 進む方向を変えるためには 時間がかかります。 けれど、進行方向の行く手に ナイヤガラの滝のような瀑布が巨大な口を開いて待ち受けていることが はっきりしていることの警告が確かであれば、方向転換をすることは喫緊の課題です。
宇通船地球号の同乗者 全人類が 国境を越えて 力を合わせて 歩めるかどうか とても大切な 転換期に 私たちはいるのだと思います。
今日も、良い日となりますように。
久しぶりのメダカたちです。 飼い主に似ず、切れのよい動きを見せてくれています。私たちが留守のときは、家の中を飛び跳ねているのではないかと思うほど、元気です。 まさか、そんなことは・・・でも、していそうです(^J^)
「せき とう おう りょく せい らん し」 ← いきなりすみません。
漢字にしてみますね。「赤 橙 黄 緑 青 藍 紫」 ・・・そうです。虹の七色を 外側から順に並べた時の覚え方です。 赤の外側が赤外線、紫の外側が紫外線・・・多分、肉眼では見えないのだと思います。← こういう理解で、よろしかったでしょうか。
聖書では、ノアの洪水の記述の後に、神さまの約束のしるしとして虹が空にかかります。
8月4日の関根一夫牧師のメールマガジン 「居てくれてありがとう」を引用紹介させていただきます。
関根先生、ありがとうございます。
※ なお、関根牧師は、メールマガジンとは別にYouTubeで5分ほどの「恵みの深呼吸」の配信を毎朝なさっています。よろしければ、下記をクリックしてみてください。
「恵みの深呼吸」はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=HozhOmd2IAU&feature=youtu.be
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
【虹を見る】
チャーリー・チャップリンの言葉に
「下を向いていたら、虹を見つけることは出来ないよ。」
というのがあります。
私たちは、困難や悲しみの中でどうしても下を向きがちですし
自分の足元ばかりを見てしまって目よりもちょっと上にあるものに
気づかずぶつかってしまったり、周囲にある花や緑に気づかずに
通り過ぎてしまったり、もったいないことをしてしまいがちです。
石橋を叩きながら、しっかり下を見て歩くことは大切です。
でも、同時に足元だけを見てしまうと歩いていること自体が
つまらない、単純な、単調な作業に思えて、足を止めたくなり
外出したくなくなります。
空に虹、月、星、入道雲、そして周辺には緑、民家、ショーウインドウ
人たちの明るい表情や暗い表情があります。それらを見ることができるために
必要なのは目の高さをあげること。そして丁寧に周囲を見つめること。
虹だけでなく、さまざまなものに気づかされ、促され、
豊かな人生を歩きながら感じることができるかもしれません。
◎神さまの平和と祝福がありますように!
関根一夫
私のお世話になっている接骨院で毎月いただく健康通信、8月号のタイトルは 「夏バテって、いったい何?」 です。ムーミンパパは、夏痩せはしたいのですけれど、夏バテはしたくないので、この通信を参考にさせて元気に味覚の秋を迎えたいと願っています。 岐阜県柔道整復師協同組合さま、ありがとうございます。
運動 睡眠 栄養 のバランスを大切にし、できれば、朝日を浴びる ・・・実行したいです。
私の通う接骨院の院長先生(男性)は、今も若い方ですが、もっとお若いときには1日10時間 ピアノを練習し、特にベートーヴェンの力強い曲をバリバリと弾いておられたそうです。 その指で 体のツボを 適切な力で 丁寧に施術していただきながら 時々、音楽のお話も交流する ・・・そんな幸せな時間を すごさせていただいています。
往復4千歩ほど ・・・ ムーミンパパの心身の力 維持増進の 元気スポット です。
今日も、良い日となりますように。
庭に、秋海棠の花が・・・ 季節は秋に向けて進んでいるのですね。
さて、テレビで芸人さんがこう話し始めました。
「 むかし 昔 あるところに おじいさんと おばあさんがいました」 ・・・桃太郎などのお話が始まると思いましたら、こう続きました。
「いいですか、昔は あるところに、おじいさんとおばあさんがいたんです。 今は、どうでしょう。そうです。今はいたるところに おじいさんとおばあさんがいるんです」
会場がどっとわき、テンポよくその芸人さんは、話を続けていきました。 残念なことに、その続きは思い出すことができません (^_^;
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
一世を風靡したアイドルのその後 ・・・ 過去の栄光にすがらなくて、明るく元気に暮らしている方はたくさんおられると思います。
そして、そうあってほしいと願います。
人は、ものではありませんから、賞味期限・消費期限の過ぎた食品のように、ポイッと捨てられたり軽んじられたり、身を縮めて申し訳なさそうに日々を送ることになっていては、寂しすぎます。
どの人も老いるものですから、一所懸命に歩んでのゴールが そういうことになっては悲しすぎます。
歌劇「椿姫」や「アイーダ」などを作曲したヴェルディは、名声を博した歌手や音楽家などが必ずしも恵まれた老後を送っていないことを見聞きして、その人たちが安心して暮らせる大きな館を建ててお世話をしました。ヴェルディの奥さんはその館を「あなたは素晴らしいオペラをたくさん書いたけれど、私たちの生涯の最高傑作は、あの館ね」と語っていたそうです。
一人ひとりが大切にされ、その国に生まれたことを心から誇りに思い、愛し、愛される国 弱肉強食ではない社会 お金に心まで左右されない社会 ・・・ 今は途上であっても、目指しているのがそういう心豊かな国であり、そこへつながる歩みを築いているのだと展望が持てたら、我が国の少子化には歯止めがかかると思います。 大人が希望を持って生きていなかったら、子どもに希望を持て、と心からいうことは難しいと思います。
ある日、突然、暴力で拉致され、家族と引き裂かれた人が、何年経っても帰国できず、家族との再会を果たすことが出来ない・・・こんな理不尽なことを解決できないまますごしているのに、政治の責任者が休暇を取って笑顔でゴルフをしている、というのは考えものですよね。
新型コロナウイルスの渦中にあって、しばらく前までの社会に戻すことに焦るのでなく、新しい社会へのスタートを腰を据えて熟慮し、進んでいきたいと思います。
身に余ることを書き連ねてしまいました。 おゆるしください。 良い日となりますように。
さて、歌手にとって、コンサートは晴れ舞台 福音歌手 モリユリさんが 「神さま 晴れるようにしてください」と祈りながら 準備に励んで迎えた コンサート当日 ・・・ なんと、ざんざん降りの天候だったそうです。
なんとかコンサートは無事に終えたものの、森 祐理さんはこう言わずにはおられなかったそうです。
「神さま あんなにお祈りしたのに どうしてですか」 ・・・
数日後、こたえは何と手紙で届いたそうです。
さて、その答えとは ・・・ 気になった方は、下記のURLを訪れてください。 9分半ほどの動画です。
https://www.youtube.com/watch?v=pzmAsTSLIA8&t=506s
梅雨が明けて、暑い日が続いていますけれど、暑さに負けぬ熱き心で、良い日となりますように。
ネットで、チャップリンの言葉を検索していて、映画「独裁者」のフィナーレのスピーチ全文が掲載されているページに出会いました。
https://motivation-up.com/word/002.html
長文ですけれど、改めて映画を思い浮かべて感動いたしました。
1940年・・・ヒットラーとの戦いがどう決着がつくか 先行きが分からないときに、この映画を作ったチャップリンの勇気に、あたまが下がります。
今日も暑い日になりますけれど、どうぞ、お健やかで !!
◇ ◇ ◇ ◇
チャップリンの言葉
「私たちは皆、互いに助け合いたいと思っている。人間とはそういうものだ。相手の不幸ではなく、お互いの幸福によって生きたいのだ」
チャップリン自身が監督・製作・脚本・主演を務めたヒトラーとナチズムの風刺が主なテーマの映画「独裁者」(1940)でのラストシーン。
スピーチ全文
申し訳ないが、私は皇帝などなりたくない。私には関わりのないことだ。
支配も征服もしたくない。できることなら皆を助けたい。
ユダヤ人も、ユダヤ人以外も、黒人も、白人も。
私たちは皆、助け合いたいのだ。人間とはそういうものなんだ。
お互いの不幸ではなく幸福と寄り添いたいのだ。
憎み合ったり、見下し合ったりしたくないんだ。
世界には全人類が暮らせるだけの場所があり、大地は豊かで、皆に恵みを与えてくれる。
人生は自由で美しい。
しかし、私たちは生き方を見失ってしまった。
欲が人の魂を毒し、憎しみと共に世界を閉鎖し、不幸、惨劇へと私たちを行進させた。
私たちはスピードを開発し、自分自身を孤立させた。
ゆとりを与えてくれる機械により、貧困を作り上げてしまった。
知識は私たちを皮肉にし、知恵は私たちを冷たく、無情にした。
私たちは考え過ぎで、感じなさ過ぎる。
機械よりも、人類愛が必要なのだ。
賢さよりも、優しさや思いやりが必要なのだ。
そういう感性なしには、世の中は暴力で満ち、全てが失われてしまう。
飛行機やラジオが私たちの距離を縮めてくれた。
そんな発明の本質は人間の良心に呼びかけ、世界がひとつになることを呼びかける。
今も、私の声は世界中の何百万人もの人々のもとに届いている。
何百万もの絶望した男性たち、女性たち、小さな子どもたち、人たちを苦しめる組織の犠牲者たち、罪のない人たちを投獄させる者たち・・・
私の声が聞こえている人たちに言う、「絶望してはいけない」
私たちに覆いかぶさっている不幸は、単に過ぎ去る貪欲であり、人間の進歩を恐れる者の嫌悪なのだ。憎しみは消え去り、独裁者たちは死に絶えるであろう。
人々から奪いとられた権力は、人々のもとに返されるだろう。決して人間は永遠に生きないように、自由も滅びることはない。
兵士たちよ。獣たちに身を託してはいけない。
君たちを見下し、奴隷にし、人生を操る者たちは、君たちが何をし、何を考え、何を感じるかを指図する。君たちを鍛え、食事を制限する者たちは、君たちを家畜として、ただのコマとして扱うのだ。
身を託してはいけない。そんな自然に反する者たちなどに。
機械人間たち、機械のマインドを持ち、機械の心を持つ者たちなどに。
君たちは機械じゃない。君たちは家畜じゃない。君たちは人間だ。心に人類愛を持った人間だ。
憎んではいけない。愛されない者が憎むのだ。愛されず、自然に反する者だけだ。
兵士よ。奴隷を作るために闘うな。自由のために闘え。
『ルカによる福音書』の17章に、「神の国は人間の中にある」とある。一人の人間ではなく、一部の人間でもなく、全ての人間の中なのだ。君たちの中になんだ。
君たち、人々は力を持っているんだ。
機械を作り上げる力、幸福を作り上げる力を持っているんだ。
君たち、人々が持つ力が、人生を自由に、美しくし、人生を素晴らしい冒険にするのだ。
民主国家の名のもとに、その力を使おうではないか。
皆でひとつになろう。新しい世界のために闘おう。常識ある世界のために。
皆に雇用の機会を与えてくれ、君たちに未来を与えてくれ、老後に安定を与えてくれる世界のために。
そんな約束をして、獣たちも権力を伸ばしてきた。しかし、彼らは嘘つきだ。約束を果たさない。これからも果たしはしないだろう。
独裁者たちは自分たちを自由にし、人々を奴隷にする。
今こそ、闘おう。約束を実現させるために。
闘おう。世界を自由にするために。
国境のバリアを失くすため、欲望を失くし、嫌悪と苦難をなくすために。
理性のある世界のために闘おう。
科学と進歩が全人類の幸福へ導いてくれる世界のために。
兵士たちよ。
民主国家の名のもとに、皆でひとつになろう
驚きました。目移りしながら四つ葉のクローバーを探し出すのは大変ですよね。それが、何と・・・友人からいただいた種を蒔いたら、その種から芽を出して育つクローバーは、すべて四つ葉なのです。 こんなハッピーなことがあってよいのでしょうか!!
よいのです (^J^) 綺麗な赤い花も咲きました。 ありがとうございます。
◇ ◇ ◇
ちょうど、関根一夫牧師先生のメールマガジンに、こんなことが書かれていました。
【キユウリを植えれば】
二宮尊徳の言葉の中に
「 キュウリを植えれば
キュウリと別のものが
収穫できると思うな。
人は自分の植えたものを
収穫するのである。」
というのがありました。
私は以前、栃木県今市市(現日光市)に住んでいたことがあり
あの地域の治水工事の指導をしたことでも有名な人だったので
興味がありました。
そして、この言葉。
おもしろいですね。
当たり前といえば、当たり前なのですが、別の見方をすると
要するに「キユウリを植えたからこそ、キユウリが収穫できる」という
ことでもあり、人は何かを撒けば、それを収穫することになり、
収穫物は「何を撒いたか」によるわけです。
できることなら「善」を「笑顔」を「良いもの」を撒いていきたいものだと
思います。
あなたは、どんなものを撒いてきましたか?そして、何を撒いていますか?
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
今日から8月 ・・・ 適度な雨・気温・日照時間で野菜・稲がよく育ち そして熱中症にかかる方がいない 思いやりのある優しい夏 となりますように。
どうぞ、お健やかで よい日々を お歩みくださいますように。
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