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2020年10月30日 (金)

『まち』 小野寺史宜

0007_20201027090601 『まち』

小野寺史宜(おのでら ふみのり) 著

祥伝社 2019年11月20日 初版 第1刷発行

 小学生時代に両親を火事で亡くし、尾瀬で歩荷(ぼっか)をする祖父に育てられた主人公は東京に出てきて、コンビニで3年勤めた後、引っ越し業のアルバイトへと移ります。身体を動かすことの好きな青年・・・体重75キロ、身長187センチ・・・体格にも恵まれています。

 アパート隣室の住人にもたよりにされるようになります。・・・ゴキブリ退治 蛾を室外に退去させることなどなど。

  若い主人公ですけれど、彼が体験を通して学んだこととしてこんな言葉も登場していて、印象に残りました。

 無駄に受けと止めるから無駄に疲弊してしまう

 読後感は、さわやかです。

 同じ作者の筆になる『ひと』の主人公は、お惣菜屋さんでコロッケを揚げるなどのアルバイトをして、生計を立てます。 こちらも、さわやかさが読後に残ります。

 『ひと』は2019年本屋大賞 第2位を受賞し、ベストセラーになったそうです。

 ヘミングウエイの「善とは何か 後味の良いことだ」 という言葉を 思い出しました。

 よろしければ、どうぞ。

 今日も良い日となりますように。

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