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2020年10月27日 (火)

10月26日 岐阜新聞社説から  核兵器禁止条約発効へ

0002_20201026191201  核兵器禁止条約が、2021年1月下旬に発効します。 既に核兵器を開発し、所有している大国はこの条約を批准したがらないので、批准国が50カ国・地域に達するのに年数がかかりました。 日本は、まだ批准していません。 せめて50番目の国としてでも批准国の仲間入りをしてほしかったのですけれど。 アメリカの核の傘の下に入って守ってもらうので、積極的にはこの条約の批准国にならないというのが日本国政府の考え方なのだそうです。庶民の考えの及ばない寺領なのかも知れませんけれど、地球上で唯一、原爆を実際に二発もの投下されてたくさんの人命を失い、現在もなお、原爆症などで苦しんでいる方々がおられる国として、ほんとうにそれでいいのでしょうか。

 前首相に「あなたはどこの国の首相なのですか」と面と向かって発言した被爆被害者もおられます。

 同じ日の新聞記事によると、原爆投下から75年たった現在、世界には1万発以上の核兵器があるのだそうです。

 その開発費用・製造・運搬・保管に注ぎ込まれた費用・軍事目的の費用を、飢餓対策、雇用対策、医療の推進、教育の充実、世界平和の推進のためなどに支出していたら、どんなにすばらしい地球になっていることでしょう。

 地球上の全人類、全生物のための地球環境を ことわりなしに 大国が自国の繁栄目的で汚染し続け、どんどん不健康な状態にしていく権利は あるのでしょうか。

 そんなことで良いはずがありません。

 全人類の子孫 そして、陸上や 空 海 で生息している生き物たちが危機にさらされる方向へ 進んでいくのを 反対することもできない というのは、情けなさすぎます。

 静まって コロナ禍で スモッグなどが減って 美しい山々 川 海 が 姿を現し 交通事故で亡くなる人も 大幅に減少した時期を これからの指標として 生かすべきです。

 家族が一緒に過ごす時間が増えたことも これからに 生かしたいことです。

 人類の叡智 ・・・古代中国で 大河を いかなる国も 戦略に悪用しない という誓いが為されました。 世界ペンクラブの会長を務めた井上靖さんは、その誓いが行われた土地に記念の碑を立てました。 中国の人自身が忘れていたその誓いの尊さを世界が認識して、叡智ある歴史を築くことができるようにと。

 

 古代中国の人たちにできたことを、大河以上の破壊力を持つ核兵器に対してできないまま、滅んでいくことのないようにと強く願います。

 

 

 

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