『みつばの郵便屋さん』
小野寺史宜 著
ポプラ社 2014年8月5日 第1刷発行
この本のタイトル、なんとなく、 蜜蜂の郵便屋さんと思い込みかけていました。「うなぎのひつまぶし」を「うなぎのひまつぶし」と読み間違えるような勝手な作用が多くならないように気をつけますね。
みつばという住宅地区に配達を担当する郵便配達員の青年・平本秋宏が主人公で、彼には年子の兄がいます。その兄がちょっとした人気タレントで、時々、間違われそうになることがあります。
責任感強く、配達員の仕事をなし遂げようとする彼には好感を覚えました。たくさんのかたに人気がある作品らしく、シリーズになって進行中のようです。
一通の葉書・手書きを届けることは、人と人との心を結ぶこと・・・こんな言葉を思い出しました。
もし、私たちが 一年に何通か、心のこもった手紙を発送し合ったら、どんなにすばらしい世の中になることでしょう。 ー ヘレン・ケラー ー
今日も、良い日となりますように。
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コメント
いつも本の紹介をありがとうございます。
時間があるとテレビ漬けになりがちな娘たちに、どのような本がおすすめなのか、大人が読んで欲しくても当人たちには興味を持てなかったりと、難しさを覚えているので、この本はイラストも好感が持てそうで読ませてみたいと思いました。
※ ムーミンパパより
この作家、小野寺史宜さんについては、名前に「史」があることから、読むようになったというかたが、あなたのごく身近におられます。
サッカーや野球、そして友人とバンドを組んで音楽活動というような青年が登場してきます。ラブロマンスの要素も軽いタッチで登場して来ることがありますが、どの作品も後味は良く、主人公は健全な生き方をしているので、娘さんにもいいかなと思います。「史」の文字が名前にある身近なかたとご相談ください(^J^) 今日も、良い日となりますように。
投稿: rommy | 2020年11月10日 (火) 14時03分