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2021年2月28日 (日)

北海道 塩狩峠駅の石碑

0001_20210226212501  北海道の手塩地方と石狩地方の境にある塩狩峠駅にこうした碑文が刻まれた碑があります。

 「明治42年2月28日夜、塩狩峠に於いて、最後尾の客車、突如連結が分離、逆行暴走す。乗客全員、転覆を恐れ色を失い騒然となる。時に乗客の一人、鉄道旭川運輸事務所庶務主任、長野政雄氏、乗客を救わんとして、車輪の下に犠牲の死を遂げ、全員の命を救う。その懐中より、クリスチャンたる氏の常持せし遺書発見せらる。『苦楽生死均しく感謝、余は感謝してすべてを神に捧ぐ』右はその一節なり。30歳なりき」

 明治42年・・・1909年の今日に起きた鉄道事故で自らの命を犠牲にして乗客全員の命を救って亡くなった長野政雄さんは旭川六条教会の会員だったとのこと。ずっとのちにクリスチャンになってこの教会に属するようになった三浦光世さん・綾子さんご夫妻がこの事故と長野政雄さんのことを知り、『塩狩峠』が書かれることとなりました。長野政雄さんの直属の部下だった藤原栄吉さんにご夫妻が巡り会うことがなければ、この名作は書かれなかったと、三浦光世さんは『三浦綾子創作秘話』(主婦の友社 平成13年12月20日 第1刷発行)に記しておられます。

 一時期、『氷点』を上回る出版部数に達した『塩狩峠』は、たくさんの方々に愛読され、佐藤オリエさんたちが出演する映画にもなりました。

 もし、『塩狩峠』をお読みになったことのない方、文庫本にもなっていますので、よろしければお読みください。 私も初めて読んだとき、深い感銘を覚えました。(読み終えたとき、夜が明け始めているのに気が付いたことを思い出します。自分の生き方をこれでいいのかと見つめ直すことにもなりました。 その後、がらっと改まったとまではご報告できないのですけれど)

 塩狩峠を訪れたことはないのですけれど、シーズンには作品にも登場する雪柳が咲いているとのこと。

 2月のフィナーレ、良い日となりますように。

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2021年2月27日 (土)

競争より協働を   ー 北風と太陽 ムーミンパパ バージョン ー

0029_20210226111501  冬型の気圧配置が戻ってきて、陽射しは暖かいのに風が冷たくて気温が期待するほどは上昇しないという感じがしております。

 そんな状況ですので、道を急いでいるマントを着た旅人 ・・・そのマントをどちらが脱がすことが出来るかを北風と太陽が競うイソップ童話を思い出しました。

 ご存じの通り、北風が吹き付けると、旅人はマントを脱ぐどころか、ますますしっかりと着込み、太陽が暖かく照ると、ほっとした旅人はマントを脱いだというお話です。 そのお話を次のように勝手にアレンジしてみました。 いろいろふくらませていくことができるのもこうしたお話のよいところなのだと思います。← 勝手な思い込み、すみません。

    ◇    ◇    ◇    ◇

 北風が旅人のマントを脱がせることが出来なかったので、今度は太陽の番となりました。張り切った太陽が陽射しに力を込めようとしたとき、何と厚い黒雲がムクムクと起こり、せっかくの陽光を遮ってしまいました。こうした状況になったので、北風と太陽は力を合わせることにしました。

 まず、北風がピューピューと吹いて黒雲を押しのけ、続いて、太陽がぽかぽかと旅人を暖めたのです。こうして、旅人は喜んでマントを脱いで旅を続け、北風と太陽はお互いの力を認めあってリスペクトし合う関係になりました。 こういう関係を協働・・・コラボレーションと呼ぶそうです。めでたし めでたし。

   ◇    ◇     ◇    ◇

 同じ宇宙船 地球号に乗り合わせている 人間同士 ・・・ 勢力争い お山の大将になることを競争するのはやめて、力を合わせて助け合って快適な旅を続けることができるようにと願います。 with コロナ → with 希望 

 咲く花が多くなり、3月も近づいてまいりました。今日も、良い日となりますように。

 

 

 

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2021年2月26日 (金)

『十の輪をくぐる』  辻堂 ゆめ 著

0005_20210223111401 『十の輪をくぐる』

辻堂 ゆめ 著

小学館 2020年12月1日 初版第1刷 発行

 この本も、新着図書コーナーで見かけ、書名の十の輪・・・とおの輪とは何だろうと知りたくなって借りてきました。

 とおの輪 ・・・ 1964年の東京オリンピックと2020年に開催予定だった東京オリンピックの五輪を足し算したものでした。 主人公の泰介(たいすけ)は1964年には3歳、そして現在は58歳です。

 泰介は小さいときから現在にいたるまで、あまり協調性のない、人の気持ちを思いやることのない生活をしてきました。 母にも、妻にも、そして高校生の娘にも、会社の上司、同僚にも迷惑をかけながら歩んでいます。

 読み始めて、そういう泰介の言動に読者の一人として付き合い難さを感じ、読むのをやめようかと思いました。

 著者の辻堂ゆめさんは1992年神奈川県生まれとのこと。 「ゆめ」と作者名にはあるのに、この本の主人公の姿からはゆめの描きようがないではないか・・・ ところが、その前半と申しますか、ほとんど全体の三分の二ほどは、それに続くフィナーレへの周到な布石だったのです。

 ある日、80歳で認知症の母 万津子はテレビのオリンピック特集を見ていて「私は東洋の魔女」「泰介には秘密」とつぶやき始めます。さて、どんなストーリーが展開するのでしょうか。

 今日も、良い日となりますように。

 

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2021年2月25日 (木)

『公孫龍』巻1 ー青龍篇- 宮城谷昌光

0004_20210222190401 『公孫龍』巻1 ー青龍篇ー

宮城谷昌光 著

新潮社 2021年1月15日 発行

   図書館の新着図書の棚にこの本があるのを見て、早速借りてきました。コロナ禍ですので、「ご利用は30分以内に」とのこと。 でも、魅せられている作家、宮城谷昌光さんの新著に出合えたのですから、図書館には5分も居ないくらいで迅速に借り、いそいそと帰宅しました。

 読み進むのが愉しかったこと楽しかったこと。・・・295ページある本をほぼ一気に読んでしまいました。

 冒頭から、主人公は大きな危機に直面。そのとき、助けてくれた武将のことばが印象的でした。

 王子を生かすも殺すも、天意しだい、とはいまをいうのでしょう。しかしこの危難がすでに天意のあらわれではありますまいか。 ひそやかな励声である。 ・・・武将は続けます。

 これまでのことが偶然でないとすれば、かならず予想外のことが生じます。むやみに動かれず、天意に従われるのがよろしい。かならず天は王子にすすむべき方向を示すでしょう。

 天の声に聴け と王子は受けとめ、王子の部下も、この武将の胆力と知力に温かみがあることを察します。

 『小説新潮』に連載中のようで、巻2が出るのは1年後でしょうか。 健康を保って続きが読めたら嬉しいな と 楽しみにしています。同じ作者の『湖底の城』のときにも、そういう喜びが数年続きました。

 今日も、良い日となりますように。

 

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2021年2月24日 (水)

カーテン一枚で フィフティ フィフティ

0002_20210222191001  岐阜新聞2021年2月20日(土)朝刊「現論」為末 大(ためすえ だい)さん筆を興味深く読みました。 ジェンダーギャップに関した文章です。その中に、私の好きな音楽のジャンルのことが書かれていて印象に残ったのです。
 音楽団員の採用で、男性が多く採られていた団体が、採用試験の時にカーテンを引き、演奏者が男性か女性か分からない状態を作って実施したら、男女の採用率が半々になったとのこと。関心を覚えられた方は、記事をお読みください。カーテン一枚で男女の壁が取り除かれるのか・・・と目が開かれた思いになりました。 今日も、良い日となりますように。

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2021年2月23日 (火)

『祈りの風景』 7

0002_20210219115201  写真の美しさと三浦綾子さんの祈りに惹かれて、7回、掲載させていただきました。ありがとうございます。

今日も、良い日となりますように。

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2021年2月22日 (月)

『祈りの風景』 6 神のみ言葉で満たされた美しい倉を

0022_20210219095701  心の中の数々の倉・・・そこに収められるものが美しくありますように

 と三浦綾子さんは祈られました。 今日も、良い日となりますように。

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2021年2月21日 (日)

『祈りの風景』 5 幼な児のために その2

0018_20210216111501  毎日ささげる祈りが駆け足にならないで、心から注ぎ出ることばとなって一日いちにちを歩むことが出来ますように。

 三浦綾子さんの祈りの中から五つをご紹介させていただきました。七回まで続けさせていただきます。ありがとうございます。0005_20210216111501

 今日も、良い日となりますように。

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2021年2月20日 (土)

『祈りの風景』 4 幼な児のために

0019_20210216110801  これからの時代を生きてゆく子どもたちのために・・・三浦綾子さんはご自分が天に召された後の世界に生きる子どもたちのためにこのように祈られました。

 良い日となりますように。

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2021年2月19日 (金)

『祈りの風景』 3  深山の花

0006_20210216110101  深い山の中の花に寄せて、三浦綾子さんはこのように祈られました。

今日も、良い日となりますように。

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2021年2月18日 (木)

『祈りの風景』 2

0010_20210216105601  with コロナ ・・・ そういう考え方は 分からないでもないのですけれど、どうも、希望や やすらぎの思いをこのことばからは抱くことが出来ません。

 with God   with Jesus   これならば 憩いを感ずることが出来ます。 三浦綾子さんは、この写真に添える祈りを「神、われらと共にいます」  インマニエル という言葉で始めています。 今日も、よい日となりますように。

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2021年2月17日 (水)

『祈りの風景』 1

0023_20210216103601 『祈りの風景』

ことば 三浦綾子

写真  児島昭雄

日本基督教団出版局 1991年9月30日 初版発行

 美しい写真と三浦綾子さんの祈りとが見開きで掲載されています。

 写真に見とれ、祈りの世界に心をひたすことのできる時間をもつことができました。

 お裾分けさせていただきます。

良い日となりますように。

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2021年2月16日 (火)

学びの成果キラリ 「こわかったけど実はかしこいヒガンバナ」

0003_20210214172901  今回は、小学4年生の植山さん。岐阜県図書館利用記録コンクールの最優秀賞に輝いた「こわかったけど実はかしこいヒガンバナ」です。

 お読みいただくと、ヒガンバナは有毒植物に分類されながらも、ききんなどで食物が不足したときには、何度も水にさらして毒をぬき、食べられていたことなども調べられています。

 この植山さんの研究のきっかけは、ヒガンバナを家に持って帰ると火事になるという話、見ると葉っぱが一つも搗いていないことを不思議に思ったことです。

 それで思考停止しないで、図書館を活用して疑問を深めたこと ・・・疑問をエネルギーにして学び続けたこと、素晴らしいと思いました。

 あの名作「ごんぎつね」の新美南吉のふるさとでは、ヒガンバナがたくさん咲く・・・そんなことも思い浮かべました。

 

下呂の小学校に勤めていたとき、近くの小学校の先生からこんなエピソードをうかがいまし0005_20210216191701 た。学校図書館の活用に力を入れていたその学校で、ある日、校庭で遊んでいた子が図書館に駆け込み、図鑑を手にして保健室へ・・・「先生、この蛇がぼくを噛みました」・・・幸い、 毒をもっている蛇ではなかったとのこと。 とっさにそのような図鑑活用をする子と、そのように育てた先生方に頭が下がりました。

 今日も、よい日となりますように。

 

 

 

 

 

 

 

 

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2021年2月15日 (月)

「学びの成果 キラリ 「ナナホシテントウの死んだふり」

0001_20210214171801  岐阜新聞(2021年2月11日 朝刊)に 学びの成果キラリ と題して二人の小学生の記事が掲載されていました。 今日と明日で、一人ずつ、紹介させていただきます。 ありがとうございます。 本日は、小学三年生の江崎さんの文部科学大臣賞二輝いた「ナナホシテントウ虫の死んだふり研究です。

 江崎さんは小学1年生の時~テントウムシのひみつを研究してきて、3年生の今回はパート3名とのこと、まず、その積み重ねがすごいですね。

 記事を読んでいただくと、ナナホシテントウ100匹について実験 ・・・そのナナホシテントウ虫を育てるためにアブラムシをサバスのがたいへんだったと書かれています。 

 あのファーブルさんが居たら、大の仲良しになれそうですね。

 それでは、また明日をお楽しみに。

 2月も半ばを過ぎました。 今日もよい日となりますように。

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2021年2月14日 (日)

『星の王子さま』

0002_20210212093201  『星の王子さま』

サン=テグジュペリ 作

内藤濯(ないとう あろう)訳

岩波書店 1962年11月27日 第1刷 発行

     2020年3月5日 第17刷 発行

 愛蔵版となっていて、巻末にはサン=テグジュペリのデッサンから六葉が掲載されています。

 1900年生まれの作者は、幼い頃から機械好きで、とりわけ飛行機に強い憧れを抱き、1921年兵役に服して初飛行します。

 ライト兄弟が飛行機を作ったのが1903年・・・まだまだ開発途上の飛行機の安全性は高くなかったのでしょう、サン=テグジュペリは何回も飛行機事故で危機に直面しています。

 それでもくじけず、兵士として、郵便飛行士として飛び続けました。1943年、ドイツが故国フランスに侵攻しているなか、飛行士としての年齢制限(30歳)を遙かに超えているのに軍での任務を獲得することに固執し、北アフリカで飛行大隊に復帰。翌年、コルシカ島から飛び立ち、行方不明となりました。

 訳者の内藤さんはあとがきで、〝かつて子どもだったことを忘れずにいるおとなはいくらもいない〟と作者は言っています。大人になっても子どもごころのあどけなさを失わずにいる人は、それだけ、物事を見る目に曇りがないはずです・・・『星の王子さま』を書いた作者のねらいは、つまるところ、大人という大人にかつての子ども心を取り戻させて、この世をもっと晴れやかにしようとしたところにあるのでしょう と書いておられます。

 今日も、良い日となりますように。

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2021年2月13日 (土)

ひな飾り

Hina1   気温の下がる日もありますけれど、日中は春の兆しが感じられる暖かい陽射しが嬉しく思われます。

ウオーキング中に、ひな飾りの見受けられるお家もございます。0007_20210211143901

 それにエネルギーをいただいて、我が家でもひな飾りをセット。

  我が家は息子二人なのですけれど、孫娘が二人、とおく(東北 とうほく)で雪が降るとトトロやかまくらなどを元気に作っています。

 元気なので喜んでいますけれど、さらに元気に成長してくれますように。

 ふるさとは 遠くにありて おもうもの

  孫娘 とおくにありて おもうもの

 7月7日生まれの姉娘

 5月5日生まれの妹娘

その二人に3月3日のひな祭りを契機として

思いを馳せております。 これぞ、七五三 いえいえ・・・

 寒い日も、まだまだやってきそうです。 どうぞ、暖かくしてお歩みくさい。

今日も、良い日となりますように。

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2021年2月12日 (金)

作家のことばの力 

0001_20210210205101  平野啓一郎さんという作家の本をこのところ四冊読みました。1975年生まれとのことですから、46歳ほどでしょうか・・・私が出合ったとのない語彙がふんだんに用いられていて、驚きました。1999年、京都大学法学部在学中に投稿した「日蝕」という作品で芥川賞を受賞という方だそうで、よほどたくさんの本に親しみ、文筆の才に恵まれ、磨きをかける歩みを重ねてこられたのだと思います。

 たとえば、『一月(いちげつ)物語』では、「夕影鳥」を「ほととぎす」と読み仮名を添えて用いていたり、哀婉(あいえん あわれに美しくしとやかなこと)ということばなどがふんだんに登場してきたり・・・ 水恋鳥 ということばも文章の中に普通に出てきていて、言語中枢を刺激されました。

 文語調のことばを自由闊達に登場させているということだけでなく、0003_20210210205501

『かたちだけの愛』ではパリコレで活躍しているデザイナーの語ることばに、

うわぁと思いました。

「モードは人が、目覚めたまま見る夢です。確かにやがて夢は醒めます。

けれども、一度は胸を焦がすような

この瞬間が、永遠に続いて欲しい

と思うような夢であるべきです」

 華やかなファッション モード ・・・それに携わる方の人生も栄枯盛衰が激しいだろうと そういうことに縁遠い私にも そういう世界に自分の全存在を架けている方の心意気がすーっと入ってくる表現でした。

 こういう言語体験をすることができるので、私は本が好きです。 

 今日も、良い日とないますように。

 

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2021年2月11日 (木)

「花を見て なにを」

 関根一夫牧師のメールマガジン 「恵みの深呼吸」2月10日版を引用紹介させていただきます。

 わたしは美術関係にはしっかりと弱いのですけれど、ピカソのゲルニカを見た大人が何を表しているのだろうと戸惑っているときに、その場にいた子どもが「こわーい」とぱっと反応したのだそうです。(ゲルニカ』(Guernica)は、スペインの画家パブロ・ピカソスペイン内戦中の1937年に描いた絵画、およびそれと同じ絵柄で作られた壁画である。ドイツ空軍コンドル軍団によってビスカヤ県ゲルニカが受けた都市無差別爆撃(ゲルニカ爆撃)を主題としている。

 花を見て、まず美しいと感じる そういう感性をまず大事にしたいと思いました。 今日も、良い日となりますように。

 ◇    ◇    ◇    ◇


【花を見て何を・・】

臨床美術の関係者の方々のための資料を集めようと
私のところにあるDVDなどを見直していました。
そして、臨床美術が開始されるまえの金子健二先生
が子供たちを指導している場面と芸術論一般について
お話しされている箇所に心が鷲掴みされた感じがしました。
「小学校2年生、3年生くらいまでは子供たちは自由に
絵を描いています。ところが左脳教育が進み、どんどん
イメージと言葉がくっついてしまって簡略的な絵を描くように
なってしまっているようです。たとえば、太陽を描いてみましょうって
いうと赤いクレパスで丸を描いて周りに線をチャッチャと描いて
はい出来上がり、というようか感じの絵ですね。私たちは
それをどこかで乗り越えて見たままを描く喜びを回復できたら
と思うんです。」
「芸術活動にさまざまな上手い、下手という評価が入ってきて
しまうと、美しい花を見ているのに、美しさを感じないで
むしろ、「この花は難しいなぁ」と感じてしまうのは本当に
残念なことだと思います。

いろいろなテクニックはあると思いますが、それはゆっくり学習
するとして、美しい花を見たときには美しいなぁと感じる心を
もっていたいものだと改めて思いました。

++++
【恵みの深呼吸】はこちら
https://youtu.be/7sIsZ6x8KTg

 

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◎主の平和と祝福がありますように!

関根一夫
pastor.kaz@gmail.com
https://www.macf.info/

◎このメルマガに返信すると発行者さんにメッセージを届けられます
※発行者さんに届く内容は、メッセージ、メールアドレスです

 

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2021年2月10日 (水)

冬アヤメ

0020_20210209202001  雪が降り、風の冷たい日もあります。けれど、庭にけなげに冬アヤメが咲いてくれました。

 葉の下に隠れるように ・・・ 何だか 奥ゆかしいですね。

 せっかく咲いたのですから、もう少し表に出てきてもらいますね。0021_20210209202301

 うーむ、すてきですね。

 こんな控えめな冬アヤメの姿を見ながら、こんな言葉を思い出しました。

 花は語らず されど美し  

 今日も、良い日となりますように。

 

 

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2021年2月 9日 (火)

『泣くな 研修医』

0006_20210205211501 『泣くな 研修医』

中山祐次郎 著

幻冬舎 2019年2月5日 第1刷 発行

著者の中山さんは、1980年生まれ。鹿児島大学医学部を卒業し、都立駒込病院で研修後、同院で10年勤務。その後、福島県で病院長などを務める。

 経験豊富なお医者さんが、25歳の研修医1年目の雨野隆治(あめの りゅうじ)を主人公として書いた物語です。

 1日の外来患者1000人、救急車受け入れ1年に3000台、ベッド数が500床の病院が勤務場所で、いろいろな患者さんとその家族、先輩医師、看護師が登場し、臨場感があります。

 私が高校生の頃、テレビでアメリカの脳外科医が活躍する番組が放送されていました。ベン・ケーシー・・・小説で読むお医者さんの世界も迫力があり、夜の更けるのも忘れて一気に読んでしまいました。

 タイトルからお察しの通り、医師ですけれど、主人公は涙もろいのです。

 よろしければ、どうぞ。

 今日も、よい日となりますように。

 

 

 

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絵本 『クリスマス・イブのねがいごと』

Photo_20210205145001 絵本 『クリスマス・イブのねがいごと』
トレーシー・コーデュロイ 作 サラ・マッシーニ 絵 服部理佳 訳 岩崎書店 2020年11月30日 第1刷 発行
 季節外れかと思いますけれど、ほっこりとした絵とストーリーのこの本に出合って、ご紹介したくなりました。 主人公は小さなネズミ ・・・ Photo_20210205145101
ねがいは、プレゼントをあげられる友だちがほしい 
 さて、どうなるのでしょうか。ふりこ時計の足元には彼専用のドアが・・・なんか、いいですね。 
よい日となりますように(^J^)
 ※ このお話のゆくえが気にかかるということになりましょう。
 図書館になかなか行けない、図書館がコロナ禍で休館 というかたも多いと思いますので、次の画像をご覧ください。 著者さん、本屋さん、ありがとうございます。           
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2021年2月 8日 (月)

『物理学とはなんだろうか』 朝永振一郎 著

 昨日の『科学の名著50冊がざっと1冊で学べる』のフィナーレで紹介されているのが、この本です。

『物理学とは何だろうか』 著者の朝永振一郎さんは、湯川秀樹さんと中学・高校・大学と同窓だったそうです。

印象に残ったのは、19世紀は「人間の幸福に役に立つ」という見通しから開発していたが、20世紀は恐ろしいものほど、かえってそれをつくってしまうというパラドクスに陥っていると指摘されていること です。

 朝永さんは、つぎのように書いておられるとのこと。

 ふしぎだと思うこと これが科学の芽です

 よく観察してたしかめ そして考えること これが科学の茎です

 そうして最後になぞがとける  これが科学の花です

 ◇    ◇     ◇     ◇

 ホーキング博士の 「科学の最終的な目標は、全宇宙を記述する単一の理論を提供することにある」ということば

本川達雄さんの『ゾウの時間 ネズミの時間』にある 心臓が一回打つのにかかる時間はハツカネズミが0.1秒 ゾウは3秒 ハツカネズミの寿命は2から3年 ゾウは約70年 ・・・両者(哺乳類)の一生の間に心臓が打つ回数は20億回 という法則が成り立っている

アインシュタインの相対性理論はカーナビの技術にも生かされている

 などなど、いろいろなことを教えていただきました。 

よろしければ、どうぞ。

 今日も、よい日となりますように。

 

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2021年2月 7日 (日)

『科学の名著50冊がざっと1冊で学べる』

0004_20210205105701 『科学の名著50冊がざっと1冊で学べる』

西村能一(にしむら よしかず) 著

KADOKAWA 2020年9月26日 初版発行

 著者、西村能一さんは、高校教師6年勤務の後、駿河台予備校の講師となり、受講生から「化学が好きになった」と言われることを生きがいとしておられる方とのこと。マラソン大会に向け、日々練習に励み、生まれ育った横浜、横浜DeNAベイスターズをこよなく愛しておられる方だそうです。

 西村さんによると、一流の科学者ほど一般の人に向けて文章を書き残して居るのだそうです。そして、「理系が苦手」という文系の学生ほど、その研究内容の不思議さや面白さに気づき、想像以上にサイエンスを好きになってくれるのだそうです。

 この本を読んで、たくさんの方の思いがけないエピソードに出合うことができました。

ファーブルさんは87歳まで、ほとんど世に知られていなくて、91歳で亡くなったこと。

日本で初めてノーベル賞を受賞された湯川秀樹さんは、高校生の時、先生が授業でした照明と別の方法で問題を解いたら、ゼロ点をつけられたので、数学に対する興味を失い、物理学に進むことになったこと。

算用数字(アラビア数字)は、実はインドで生まれ、大切な数字ゼロの概念もインドで6世紀から7世紀ごろにうまれたこと。

 レオナルド・ダ・ヴィンチはいろいろな学問・芸術に秀でていて、多くの名言を残していること 「絵画論」・・・「住居 小さな住居は心を整頓し、大きな室はこれを逸らす」 「科学論」・・・ 「知恵は経験の娘である」「太陽は動かない」 などなど。

 明日は、50冊目に紹介されている朝永振一郎さんの本を紹介させていただきます。

 今日も、よい日となりますように。

 

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2021年2月 6日 (土)

三甲美術館 

0002_20210204143701  岐阜市に三甲美術館、またの名を沙羅双樹の館と呼ばれているすてきな美術館があります。その美術館を訪れ、金華山を背景とする庭にも、しばし見とれました。

 実は、この三甲美術館の募集していた川柳コンクールに応募したところ、

展示会の案内が届いたので見に行ってきました。 0005_20210204145101

 普段は大人1200円の入館料を川柳の応募者は免除していただける、ということが魅力でした。入選しなかったのですけれど、岐阜・愛知・三重からの応募者の作品を特別に掲示してくださっていました。

 

 下のページの中に私たち夫婦 ムーミンパパ、マリアの作品があります。

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 入選作などを見せていただいてから、シャガール、ルノワール、ガレ などの作品を鑑賞させていただきました。

 コロナ禍とはいえ、密を避けながら外出したり、川柳・俳句などで表現したり・・・ストレス発散の活動も大切にしたいと思います。

 今日も、良い日となりますように。

 

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2021年2月 5日 (金)

コロナ禍での俳句  NHKテレビ 午後なまより

 2月3日、NHKテレビ俳句の司会者、戸田奈緒さんが、午後なまのゲストとして登場し、その場にいた方とともにコロナ禍の俳句を詠まれました。

明けぬ世の すべてを集め 冬の梅  戸田奈緒さん

冬籠もり 愛しさゆえの ディスタンス   (船越英一郎さん)

声密(ひそ)か ありがとうレジ 眉上げて (美保 純さん)

 お名前に( )を付けたのは、多分 そうだったと思うのですが、メモするのが間に合わなくて、ちょっと自信がないからです。

 三句目は、お店などで、お互いマスクをしていて、大きな声も控えているのだけれど、笑顔が伝わるように眉と目で温かい心を伝え合う、というような意味だったと思います。

0002_20210204225601  コロナ禍で、身体の行動は、おとなしくすることを余儀なくされているのですけれど、心まで縮こまらないように元気さを保とう・・・そんなエールを送っていただいた思いになりました。

 受けるだけでなく、どういう方法でか、こちらからも元気を発信できたらいいな、とエネルギーが湧いてきました。 寒さの中で、庭の花も元気に咲いてくれています。

 今日も、よい日となりますように。

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2021年2月 4日 (木)

『人間の道理』  曾野綾子 著

0001_20210202150101 『人間の道理』

曾野綾子 著

河出書房新社 2020年10月30日 初版発行

 比較的新しい本で、ワクチン、抗生物質、免疫システム、ソーシャルディスタンスなどの語も出てきます。

 今までの曾野綾子さんご自身の著作から、タイトルに合わせて選ばれた文章集という意味合いの1冊です。

 結びの章は「人間は、次の世代に希望とともに絶望も教えなければいけない」となっていて、全体にクールな印象を与えるセンテンスで構成されています。

 まえがきも、こんな感じです。

 人間はこの地球上の哺乳類という動物だ。だから自分の存在の重さを、それ以上にもそれ以下にも、あまり大きく逸脱して感じない方がいい。その時に初めて自分になれる。

 本文で、特に印象に残ったのは、悲しみを受けとめる時、人はもっともみごとに人間になるという言葉です。

 曾野綾子さんの本から、もう1冊。

 アフリカなど世界のいろいろなところで献身的に働いておられる神父さんを通して、ここを支援するためにお金を使えば意義のある活用をしていただける、というところを援助して、実0002_20210202152901 際に自分たちで交通費などの一切を自己負担して現地に足を運んで見届け、状況を書かれた本、それが『朝はアフリカの歓び』(文藝春秋 2012年4月20日 第1刷発行)です。

  たとえば、マダガスカルの産院を訪問して、未熟児用の保育器が使用期限が切れていて時々サーモスタットが動かず、中の温度が上がったままになることがある という話を聞いた曾野綾子さんは、急遽日本から保育器を送ることにしました。

 着実に産院に届けるために、高い運送費をかけて保育器をエールフランス二頼んで空輸し、現地空港で確実に荷物を下ろしてもらい、それをシスターに受け取りに行ってもらい・・会う待った大勢のお母さんは歓迎のダンスをした。 その真っ最中に洗濯場の未亡人が「あの保育器の段ボール箱はどうするのか」としきりにきいてきた。ぜひ、ほしいというので用途を聞くと・・・ その後、曾野綾子さんは、その用途が予想できますかと尋ねた人で正解できた人はいなかったそうです。

 答えは、大雨が降ると破れたままの屋根から寝ている子どもたちの上に滝のように降り注ぐ雨水を防ぐために、子どもたちの上に拡げてかけてやりたい、ということだったそうです。

 救援物資を届ける車などは、板をたくさん積んで、せっかく架けられた橋の板が盗まれて売られてしまっているので、橋の手前で車を止め、橋に板を並べて渡り、その板を回収して積んで先へ進むという例も書かれていました。

 母乳の出ない母親の子どものために渡した貴重な粉ミルクが赤ちゃんまで届かず、スプーンいっぱいいくらで売られてしまう場合もあるほどの貧しいひとたちのことも書かれていました。

 現地に足を運んで、日本では想像することも出来ないような現実にたくさんぶつかってこられたので、昨日紹介させていただいた『人間の道理』にも、そのことが反映されているのだと感じました。

 アフリカの夜明けは、本当に美しく、それを詩に書きたいと願いながら書けないでいるので、まずは、この本のタイトルとしてつけた、と文中にありました。 よろしければ、どうぞ。

 今日も、良い日となりますように。

 

 

 

 

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2021年2月 3日 (水)

心の備え その3

F    心の備えのシリーズは、今日が最終回です。突然始まりましたにもかかわらず、このシリーズにおつきあいいただき、ありがとうございました。

 結びに、2015年9月に一度このブログで紹介させていただいた詩を再度掲載させていただきます。

 

 死にたる人は 永遠に生く     アンナ・ペスタロッチ (ペスタロッチ夫人です)
    野辺で 私は 少女に  尋ねた
    「あなたは 何人兄弟 ?」
    「七人よ」
    「おお  お家は さぞ にぎやかなんだろうね  うらやましいよ」
    「そうよ 地上に五人  あの芝生のところに 二人 」
    「朝 歌を 歌っていたところかい」
    「そう  朝は 歌を  
         夕方には  お花に水をやりに
         今は 一緒にパンを食べに行くの」

 

                          「いつもかい」
                          「そうよ 私たち 七人兄弟 なんだもの」
                          ああ、あどけない少女よ あなたは 私に慰めを与えてくれた
                          そして 確信させてくれた
                          死にたる者は永遠に生く
                          永遠に愛さるるその人は 
        ◇   □   ○   ☆  ※   ☆   ○   □   ◇
        立春 ・・・今日も、よい日となりますように。

 

 

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2021年2月 2日 (火)

心の備え その2

C_20210129165201  昨日の続きです。

 心の重くなるテーマですけれど、死生学のアウフォンス・デーケン先生がおっしゃったように、この世に生を受けた人の死亡率は100%ですから、とても大切な内容だと思います。

 今日お読みになれない方は、こんな内容の日もあったな、E

と思い出されたときにこのページに立ち寄ってくださればと

思います。 

 今日も、良い日となりますように。

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2021年2月 1日 (月)

心の備え  その1

0006_20210129160401  先月の29日、歌人 永田和宏さんが伴侶の河野裕子さんを偲んで綴られた文章を紹介させていただきました。

 私の友人・知人にも伴侶を先に召された方がおられますので、0003_20210129160601

29日のブログで紹介させていただいた文章からかいつまんで

もう少し紹介させていただきたいと思います。

最初の2枚は29日の再掲です。

 ご伴侶を召されて日の浅い方は、こうした文書をお読みになるお気持ちになれないかもしれません。

 そうした方には申し訳ない思いもありますけれど、いつの日か、どこか一文でもお役に立てていただけたら、感謝です。

 私自身にも、ちゃんと心備えができるかどうか自信がありませんけれど、何回か目を通して学ばせていただこうと願っています。

 どうぞ、暖かくしてお歩みくださいますように。

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