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2021年2月14日 (日)

『星の王子さま』

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サン=テグジュペリ 作

内藤濯(ないとう あろう)訳

岩波書店 1962年11月27日 第1刷 発行

     2020年3月5日 第17刷 発行

 愛蔵版となっていて、巻末にはサン=テグジュペリのデッサンから六葉が掲載されています。

 1900年生まれの作者は、幼い頃から機械好きで、とりわけ飛行機に強い憧れを抱き、1921年兵役に服して初飛行します。

 ライト兄弟が飛行機を作ったのが1903年・・・まだまだ開発途上の飛行機の安全性は高くなかったのでしょう、サン=テグジュペリは何回も飛行機事故で危機に直面しています。

 それでもくじけず、兵士として、郵便飛行士として飛び続けました。1943年、ドイツが故国フランスに侵攻しているなか、飛行士としての年齢制限(30歳)を遙かに超えているのに軍での任務を獲得することに固執し、北アフリカで飛行大隊に復帰。翌年、コルシカ島から飛び立ち、行方不明となりました。

 訳者の内藤さんはあとがきで、〝かつて子どもだったことを忘れずにいるおとなはいくらもいない〟と作者は言っています。大人になっても子どもごころのあどけなさを失わずにいる人は、それだけ、物事を見る目に曇りがないはずです・・・『星の王子さま』を書いた作者のねらいは、つまるところ、大人という大人にかつての子ども心を取り戻させて、この世をもっと晴れやかにしようとしたところにあるのでしょう と書いておられます。

 今日も、良い日となりますように。

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