『泣くな 研修医』
中山祐次郎 著
幻冬舎 2019年2月5日 第1刷 発行
著者の中山さんは、1980年生まれ。鹿児島大学医学部を卒業し、都立駒込病院で研修後、同院で10年勤務。その後、福島県で病院長などを務める。
経験豊富なお医者さんが、25歳の研修医1年目の雨野隆治(あめの りゅうじ)を主人公として書いた物語です。
1日の外来患者1000人、救急車受け入れ1年に3000台、ベッド数が500床の病院が勤務場所で、いろいろな患者さんとその家族、先輩医師、看護師が登場し、臨場感があります。
私が高校生の頃、テレビでアメリカの脳外科医が活躍する番組が放送されていました。ベン・ケーシー・・・小説で読むお医者さんの世界も迫力があり、夜の更けるのも忘れて一気に読んでしまいました。
タイトルからお察しの通り、医師ですけれど、主人公は涙もろいのです。
よろしければ、どうぞ。
今日も、よい日となりますように。
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