『物理学とはなんだろうか』 朝永振一郎 著
昨日の『科学の名著50冊がざっと1冊で学べる』のフィナーレで紹介されているのが、この本です。
『物理学とは何だろうか』 著者の朝永振一郎さんは、湯川秀樹さんと中学・高校・大学と同窓だったそうです。
印象に残ったのは、19世紀は「人間の幸福に役に立つ」という見通しから開発していたが、20世紀は恐ろしいものほど、かえってそれをつくってしまうというパラドクスに陥っていると指摘されていること です。
朝永さんは、つぎのように書いておられるとのこと。
ふしぎだと思うこと これが科学の芽です
よく観察してたしかめ そして考えること これが科学の茎です
そうして最後になぞがとける これが科学の花です
◇ ◇ ◇ ◇
ホーキング博士の 「科学の最終的な目標は、全宇宙を記述する単一の理論を提供することにある」ということば
本川達雄さんの『ゾウの時間 ネズミの時間』にある 心臓が一回打つのにかかる時間はハツカネズミが0.1秒 ゾウは3秒 ハツカネズミの寿命は2から3年 ゾウは約70年 ・・・両者(哺乳類)の一生の間に心臓が打つ回数は20億回 という法則が成り立っている
アインシュタインの相対性理論はカーナビの技術にも生かされている
などなど、いろいろなことを教えていただきました。
よろしければ、どうぞ。
今日も、よい日となりますように。
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