2017年3月24日 (金)

平和をつくり出す人

 心に迫ってきた新聞のコラムがあります。3月23日 中日新聞朝刊第一面の記事です。

0001
 画像をクリックしていただくと、何とか読んでいただける大きさになってくれるでしょうか。

 カルカッタで、貧しい方のために生涯を捧げたマザーテレサが、路上でまさに死なんとしている人を心を込めて看護し、その数時間(もっと短いかたもおられたことでしょう)が人生の結びにあったことで、人間として大切にされたことを感謝しながらこの世での歩みをおだやかに終えたかたがたがおられたことを多くの方はご存じです。

  そのマザーテレサと、このコラムに書かれているお医者さんの歩まれた生涯のなんと気高さに満ちていることでしょう。

  今日も、よい日となりますように。

 平和をつくり出す人は幸いです。その人は神の子と呼ばれるからです。新約聖書 山上の垂訓から  

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年1月17日 (火)

詩 「もし この世の中に」 中原淳一

0004
もし この世の中に   中原淳一

もしこの世の中に、風にゆれる「花」がなかったら、

人の心はもっともっと、荒んでいたかもしれない。

もしこの世の中に「色」がなかったら、

人々の人生観まで変わっていたかもしれない。

もしこの世の中に「信じる」ことがなかったら、

一日として安心してはいられない。

もしこの世の中に「思いやり」がなかったら、

淋しくて、とても生きてはいられない。

もしこの世の中に「音楽」がなかったら、

このけわしい現実から逃れられる時間がなかっただろう。

もしこの世の中に「詩」がなかったら、

人は美しい言葉も知らないままで死んでいく。

もしこの世の中に「愛する心」がなかったら、

人間はだれもが孤独です。

    (「美しく生きる 中原淳一 その美学と仕事」より抜粋)

 すてきな詩ですね。

 冒頭の写真は、雪の降りしきる1月15日(日)の朝、キリスト教会の礼拝堂にたどり着いた私たちを迎えてくれた臘梅(ろうばい)などの花々です。ありがとうございました。

 今日も、よい日となりますように。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年8月15日 (月)

中村文子さんの短歌

 こんな短歌に出会いました。2013年8月5日、朝日新聞「天声人語」で紹介されたこともあるそうです。

それほどに戦さ(いくさ)がしたい男らよ 子を生んでみよ 死ねと言えるか

                          中村文子

 中村文子さんは、2013年6月に99歳で亡くなった沖縄の女性で、平和な世界を願って熱心に活動されたかただそうです。

 我が子を戦場に送りたくないのは、女性だけでなく、男性もそうです。意地とか立場上のことを優先しないで、本音を大切にすれば、戦争反対が、どの親も叫べるはずです。

  内村鑑三は、日露戦争に反対を表明しました。負けた場合のことを考えただけでなく、勝った場合も国が武力を頼みにした方向に進んでしまい、どちらの場合も必ず将来に暗雲をもたらすことをはっきりと予見していたそうです。

 日本のある文学者は、「戦争を始めることを決めた政治家・軍人は、自分とその家族を戦場の最前線に向かわせること」を法律に明示すれば、戦争は避けられるという意味のことを書きました。

 狭い視野で自らの利益を図る考えを抱き、力で人を従わせようとする行いから人類全体が卒業できますように。

マタイによる福音書】

 平和をつくる者は幸いです。その人は神の子どもと呼ばれるからです。

 今日も、よい日となりますように。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年7月 3日 (日)

愛の力

 わたくしの通うキリスト教会の牧師先生のご両親からうかがったお話を紹介させていただきます。

   ◇    □     ○    ※     ☆

 アメリカのニュオーリンズで孤児院を経営していたアルゲリートという女性のお話です。孤児院の経営は大変なことでした。

  ある日、彼女は町の酒場へ寄附を募りに行きました。すると、一人の酔っぱらいが「うるせえ、人がせっかくいい気持ちでいるところに、そんな不景気なつらを出すな」と叫び、とたんにコップが飛んできたそうです。

 コップはアルゲリートの額に当たって割れ、アルゲリートの額は血だらけになりました。  けれど、彼女は静かに額の血をハンカチでぬぐい、壊れたコップをそのハンカチで包みました。そして「ありがとうございました。このコップは私への贈り物として戴きました。さて、かわいそうな孤児のために、何を戴けるでしょうか。」 とにこやかに話しかけました。

 人々は、先を争ってお金を出し始めました。その酔っぱらいは席を立ちましたが、「孤児のために」と書かれて多額のお金がテーブルの上に残されていたそうです。  

             ◇    □     ○    ※     ☆

  今日は日曜日。キリスト教会の礼拝にお出かけください。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年9月 2日 (火)

障がいをもった子どもの親を力づけたことば

 先日、このブログで書いた『わが子は発達障害』 ー 心に響く33編の子育て物語 ー には、心に響いてくるところがたくさんあります。 障害のある子を育てている保護者の方が、くじけそうになった言葉、そして支えられた言葉を紹介いたします。

□ 「お母さん、もっとがんばってください。」 ・・・ 言い返さないけど、これ以上、何をどう頑張るの そして、あなたは何をしてくれるの という思いになった。

◇ 「障害のあるお子さんがいると、大変ね」 ・・・ 相手には悪意がなく、励ましてくれているので、嫌な顔も出来ず、笑顔でお礼を言わなくてはいけないような雰囲気になるので、好きな言葉ではない。 我が子はそういわれるほど特異に見えるのかと深い落とし穴にズドンと突き落とされる気持ちになることもある。

  けれど、このかたは結びにこう書いておられます。 今の私は笑顔で答えます。「はい! 大変で幸せなことです」と。 健常であろうがなかろうが、子育てで大切なことは同じ。子育ては大変で、幸せで、そして喜びなのです。

☆ 初めて見た夫の涙 ・・・ 施設の先生との面談で、長男に臨むことを尋ねられたご主人が しばらく押し黙った後で、ゆっくりとつぶやくような声でこう言われたそうです。

「何か一言でもいいから喋ってほしい」・・・「長男は相変わらず叫ぶ以外の言葉は言いません。体が小さい内はどんなこどもも喋らへんからいいんやけど、日に日に体は成長し、風呂上がりに体を拭いているときや、抱っこしているとき、ああコイツ大きくなってきたなあと嬉しく思う反面、大きくなってきたのに何で喋れへんのやろう。先生ホンマにいつか喋れるようになるんでしょうか」と告げながら、ポロポロと涙を流していました。結婚する前にも後にも、主人が泣いている姿は私にとっては初めてのことであり、しかも人前で泣くとは思いもよらず、私ももらい泣きしていました。 ・・・

※ 張り詰めた緊張を解きほぐしてくれた加配の先生の一言。

「障がいのことはわかりませんが、私も○○くんのお母さんになります」この言葉にどれだけ救われたことか・・・。

      ○  ◇  □  ☆  ※  ☆  □  ◇  ○ 

 いかがでしょうか。

 長く、教育に携わってきている私は、どれだけ、支えになる言葉をお話しできたか、むしろ、その逆のことが多かったのではないかと身が縮む思いです。 

 でも、悪気のないことばは、きっと分かっていただけるものです。いたらないところを心配して、言葉を口にすることをひかえてしまうことなく、心からの言葉を交わし合いましょう。

 

 心に発した言葉は、相手の心に達し、通ずる   そう思います。

 

 今日も、よい日となりますように。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2014年3月11日 (火)

楽観でも 悲観でもなく

 3月11日・・・いろいろな思いが去来いたします。

  3年前に起きた大震災 ・・・ 地震と津波、放射能の被害 ご家族を 友人 知人を 生活の場を 生きがいを ふるさとを 必死に築いてこられたかけがえのないものを 根こそぎ取り去られたかたがたに おかけする言葉を、今ももてないでいます。

 お祈りしています。

 楽観でも 悲観でもなく これからに向けて 自分に何ができるのか、を真摯に思考し、歩み出せたらと思います。

 岐阜県の大垣市の高校生が、手作りの絵本を被災地に贈り、それが子どもたちや仮設住宅ですごすお年寄りに、しっかりと受けとめられ、お年寄りが「私も何か自分のできるものを作ってみよう」と語っている場面をビデオで観て、「伝わった」と涙している姿が報じられていました。

 安心して戸外で活動できない福島の子たちを春休みなどの機会に放射能の心配のない地域で思いっきり活動してもらおうと、ボランティアでサポートしている福島キッズという活動を続けている人が身近にいます。

 かつて、南相馬でホームステイしたアメリカ女性が、長期間、南相馬に住んで幼児に英語を教えたり、力仕事を進んでしたりする姿も報じられていました。  支援活動によっては、時には集まった半数以上が外国からのボランティアということもある、とその番組では語られていました。 

 小さくても、「これをしよう」と心に決めて、そのことを実行し続けることができますように。

 

 

 

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年7月20日 (土)

齢(よわい)にいのちを加えよう

いのちに齢(よわい)を加えるのでなく、あなたの齢にいのちを加えよう 

 アメリカのリハビリの大家、H..A.ラスクという人の言葉だそうです。出展 『豊かに老いを生きる』 日野原重明 著 春秋社 (新版2002年4月25日発行) 

 うーむ、しばらく眺めているとじんわりと意味が浸透してくる感じがいたします。 

 今日は、岐阜県を初め、多くのところで教員採用試験の第一次試験が行われます。教育の道に志す若人たちが、暑さに負けず、鍛えてきた実力を発揮できますように。

 

 よい日となることを (^J^)

 明日は日曜日。キリスト教会の礼拝にお出かけください。あなたを愛しておられる神様が喜んでくださいます。

 

 聖書のことば 

 わたし(神)の目にはあなたは高価で貴い。わたしはあなたを愛している。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年7月17日 (水)

詩 「心に太陽を持て」

 昨日、介護予防教室のことを書かせていただきました。最近の介護予防教室のタイトルは「くちびるに歌を 心に太陽を」です。そのもとになっているのは、ドイツのフライシュレインという人の書いた「心に太陽を持て」という詩です。 

 中学一年生の時に図書室でこの詩に出会って、心に残りました。その本から書き写していましたら、上級生が、どれどれ、うーん、俺が書いてやろうとノートに書いてくれたのを覚えています。それにも感激したことを覚えています。

 

 NHKの朝のドラマ「お日さま」にもこの詩が登場していましたね。

今日も、心に太陽を くちびるに歌を ・・・よい日となりますように。

心に太陽を持て
心に太陽を持て。
あらしが ふこうと、
ふぶきが こようと、
天には黒くも、
地には争いが絶えなかろうと、
いつも、心に太陽を持て。
くちびるに歌を持て、
軽く、ほがらかに。
自分のつとめ、
自分のくらしに、
よしや苦労が絶えなかろうと、
いつも、くちびるに歌を持て。
苦しんでいる人、
なやんでいる人には、
こう、はげましてやろう。
「勇気を失うな。
くちびるに歌を持て。
心に太陽を持て。
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年2月26日 (日)

シスター 渡辺和子さん のことば

Img_watanabe

 シスター 渡辺和子さんのプロフィール

 聖心女子大学を経て上智大学大学院修了。ノートルダム修道会に入り渡米。ボストン大学院で学ぶ。昭和49年岡山県文化賞。54年山陽新聞賞。61年ソロプチミスト日本財団より千嘉代子賞。平成元年三木記念賞。ノートルダム清心女子大学教授を経て大学学長を務める。

 現在ノートルダム清心学園理事長。日本カトリック学校連合会理事長。「美しい人に」「心に愛がなければ」「愛をこめて生きる」(PHP出版)「渡辺和子著作集」(山陽新聞社)など著書多数。

 と、インターネットを検索して紹介させていただきました。この方のお父さんは、昭和11年2月26日 ・・・ 2.26事件の折りに犠牲者となった渡辺錠太郎さんだそうです。

 渡辺和子さんの講演を収めた12枚のCDセットもあります。

 私が、初めて読んだこの方の文章は「斧を見る日間(ひま)」でした。

 木を伐るとき、斧を振り続けることばかりに夢中にならないで、時には手を休めて、振り下ろしている斧が刃こぼれしたり、柄が抜けそうになったりしていていないかを確かめましょう。「ひまの語源は「日間」・・・日光の差しくむ空間」といわれます。日常の生活の中に日光の差し込む時間を設けてよく斧を確かめ、歩んでまいりましょう というような内容でした。 今日は日曜日、よい日となりますように。  キリスト教会の礼拝も、毎日の歩みを見つめて、「斧を見る日間」を意図的にもうける機会の一つです。おいでになれば、あなたを愛しておられる神様が喜んでくださいます。

【聖書の言葉】 わたし(神)の目には、あなたは高価で貴い。わたしはあなたを愛している。

 

Vol_pict04

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年11月10日 (木)

端的にして深く

 先輩の国語科教師に教えていただいたことはたくさんあります。その1つに、「研修」と「研究」の違いがあります。

 「研修とは、情報を理解すること」「研究とは、新しい情報を生み出すこと」

 うーむ、何と、簡潔にして要を得や言葉でしょう。

 別の方からは、こんな言葉を示されました。

  「定かなる思想に言葉容易に随(したが)う」 ・・・ 中国の古典の引用だったかと思いますが、そうした言葉にふれておられるところが、すばらしいですよね。

 考えていることが曖昧な段階では、それを明晰な表現で言い表すことはできない。しかし、考え方が整ってくると、「言いたいのはこのことか」と言葉のほうから寄ってくる というような文意でしょうか。

 ムーミンパパ語録 ・・・ かがやきはありませんが、上記のような名言を引き立てる効果はあるかも知れません。

「食事は 熱いうちに食べよ」  言うまでもなく「鉄は熱いうちに打て」のアレンジです。

「足は地面に届く長さがあればよい」  遠慮の無い中学生が、私に向かって「短足、短足」というので、こんな表現で戸惑わせ、指導しました。「豚足」と言っていたら、「私はラーメンの材料ではありません」とでも言うのでしょうけれど。

「どんなに大きな氷も零度より少しでも高い温度にさらし続ければ溶ける」 ・・・簡単にあきらめると、溶ける寸前だった氷を冷凍庫に入れるような結果になりますよね。

 なかなか、端的にして深い表現は生み出しがたいものです。

 あっ、もう一つ、ちょっと自信のあるのがありました。

「真剣であれ されど 深刻になるな」 ・・・ 大阪の池田小での大きな事件あと、警戒するあまり、すべての人を泥棒と思え、みたいな風潮が出てきたので、この言葉を考えました。 だって、天候を例にしても、ある地方で土砂降りだからといって、全国全てが土砂降りになる必要はありませんからね。

 さて、今日も、よい日となりますように・

| | コメント (2) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧