2015年7月15日 (水)

『ピアノの森』 第25巻

0001 『ピアノの森』 第25巻

一色まこと (いっしき まこと) 著
講談社 2014年10月23日 第1刷 発行
 音楽関係のコミックで、「ムーミンパパのシルエット」に登場したのは、この「ピアノの森」と「のだめ・カンタービレ」の二つです。
 5年に一回開催されるショパン・コンクールに出場した一ノ瀬 海は、17歳 ・・・ コンクールのファイナルに残って、すばらしい演奏をし、この25巻では、いよいよ結果が発表されます。
 あなたの予想は、いかがですか。
 実は、結果のヒントが彼の名前にさりげなく隠されていたのです。
 それは、ともかく、、好評を博してきたこの『ピアノの森』も、次の26巻が最終回のようです。
 関心のある方は、どうぞ。 私は、、図書館で借りて読んできましたが、借り手の多い・・・つまり、人気の高いシリーズです。
 今日も、よい日となりますように。

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2014年9月25日 (木)

『ピアノの森』 第24巻

24  『ピアノの森』 第24巻

一色まこと 著
講談社 2014年5月23日 第1刷 発行
 いよいよ、ショパン・コンクール本選で主人公 市ノ瀬 海(かい) がショパンのピアノ協奏曲第一番を弾き始めました。
 ところが、突然、会場の照明が消えました。 ワルシャワ・フィルは一瞬戸惑います。何しろ、指揮者が見えないのですから・・・。
 けれど、カイのピアノにリードされて、管弦楽団は演奏を続け、聴衆も動揺を収めて、闇の中で聴き入ります。
 さあ、カイのピアノはオーケストラを、そして聴衆をどこへ連れて行くのでしょうか。
 テレビの料理番組を見ていても,出来上がった料理を視聴者は、それを食べることは出来ません、ひとくちも。けれど、作り手のことば、アナウンサーのことばと料理の映像を通して、実際にその料理を味わったような感じになります。
 このコミックを読んでいても実際の演奏を聴くことは出来ません。レコードやCDではないのですから。
 ところが、筆の力、台詞の力によって、聴こえてくる世界に身をおいているような状態に導かれるのです。素晴らしい音楽が展開されます。  作品の力とそれによって引き出されるイマジネーションの世界 いずれも、すごいと思います。
  入れ込みすぎでしょうか。
 それはそれとして、今日もよい日となりますように。

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2011年12月21日 (水)

『ピアノの森』21巻

Photo『ピアノの森』 第21巻

 一色(いっしき) まこと 著

 講談社 2011年11月22日 第一刷   発行

  講談社の「モーニング」という本に連載された9回分を一冊にまとめて単行本として発行したコミック本です。

 主人公の一ノ瀬 海(かい)は、ショパンコンクールでショパンのピアノ協奏曲の二曲の内、第1番を弾くことに決め、練習に励みます。

 この21巻は、練習に励んでいるところで終わります。

 長年、一ノ瀬 海を指導してきた師、阿字野 壮介は、ショパンコンクールの決勝を前にしている一ノ瀬 海に、最後のレクチャーをして、それを最終レッスンとしました。

 その内容は、一言 ・・・ 「忘れろ」でした。

 「おまえのモノにしたものは 失くしようがない 私は 私の持っているモノは 全部教えた そしておまえは 必要なものをちゃんと消化して自分のモノにしてきたはずだ! だから 安心して 全部忘れろ! 頭の中を真っ白にして ファイナルに臨むんだ」

「協奏曲は 大勢の職人達との共同作業になる その場で 全神経を研ぎ澄ませてオケの音と呼吸 そして観客 それらとどうコミュニケーションがとれるか それが勝負になるだろう」

「楽譜は何版だ? とか そんなことは もうどうでもいい 99%は学習してきた。 残りの1%は いや 残りの無限大は ステージで 直感で弾け!」

「大丈夫! 自信を持て! 私の教えをなぞらなくても もう おまえは おまえなんだ! おまえはすでに 私の中から 欲しいモノだけを取って 通り抜けた一ノ瀬 海というオリジナルなんだ」「そして ファイナルは 終わりではなく ピアニスト 一ノ瀬 海のスタートなんだ!」

 ショパンのピアノ協奏曲1番と2番それぞれの特徴なども記されています。

 どんな優れた師について学んでも、そのコピーではなく、それぞれの弟子がオリジナルとして独り立ちして歩み始めること ・・・ そのことが大切なのだということを改めて思います。

 これは、何かの道においての師弟関係だけのことではなく、一つ一つの家庭における親子関係もそうなのですね。

 外山滋比古というかたは、人に引いてもらってしか空に飛び上がれないグライダーに終わらないで、内燃機関を自らの内に備えた学び手になることの大切さを説いておられます。

 また、大村はまという長年教師をされ、大きな足跡を記されたかたは、次の意味のことを書いておられます。

 大人が一緒にいるとき、厳しくされて子どもがどんなに泣いても、よい。いよいよ子どもが自分の力で生きていかなければならなくなったときにどうしたらよいかも分からなくて涙を流すことに比べたら。

 2011年も、旬日あまりとなりました。 今日も、よい日となりますように。

 

 

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2008年12月 9日 (火)

「玄米先生の弁当箱」

「玄米先生の弁当箱」魚戸おさむ(絵) 北原雅紀(作)ビッグコミックス 小学館

 実はこの漫画については、まだ、詳しく書けるほど読んでいないのですが、主人公は農学部の先生で、結城玄米 ・・・ 有機農業で育てた玄米ということでしょうか、 漫画らしいと言えば漫画らしい名前です。 そう、もともと漫画ですよね。

 最初、見かけたときから親近感を覚えたのは、以前、発行された巻は全部読んだ「家栽の人 」 ・・・ 家裁に勤めながら植物をいとおしみ、とても穏やかに触法青少年の心を開いていく裁判官のあたたかな物語漫画が、同じ魚戸おさむさんの絵で描かれていたからです。(片岡鶴太郎、仙道敦子主演でビデオも出ているようです。)

 「玄米先生の弁当箱」は、小学館の「ビッグコミックオリジナルに連載され、現在、単行本になって2巻まで出ています。

 農学部の学生は、風変わりな先生が大学に来た当初は敬遠したり、無視したりというスタンスでしたが、だんだん、玄米先生の行動、熱意に惹きつけられていきます。

 この漫画の魅力は、農業は命を支えているということを改めておだやかななかに信念をもって描いているということのように思います。

 と、つたない紹介ですが、もし、興味・関心を覚えてくださった方は、お読みください。

 聖書のことば  詩篇 126篇 5節

涙と共に種を蒔く人は喜びの歌と共に刈り入れる。

 生きるのは、今の時代だけでなく、いつの世にもたいへんなことだと思います。けれどやり甲斐と困難はいつも一緒に住んでいることも、また事実ではないでしょうか。

 今日も、よい日となりますように。 

 

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