2020年11月19日 (木)
2020年6月18日 (木)
100年前のスペイン風邪
新型コロナウイルスに関する本『コロナの時代の僕ら』が、6月14日岐阜新聞朝刊で紹介されていました。画像の上でクリックしていただくと大きくなると思います。
2020年6月11日 (木)
中米の国 コスタリカ
コスタリカは、人口500万人ほどの国だそうです。けれど、2016年の「地球幸福度指数」では、世界トップの座につき、そのほかの年度でも、常に上位を占めているとのこと。
一番大きな特長は70年間、軍隊を持たずに、福祉、文化などに予算を重点的に充てていることです。
島流しになったナポレオンが、「えっ、軍隊を持たない国 そんな国がこの世にあるのか」と心底驚いたのは、琉球のことを知ったときだったそうです。このことは、城山三郎さんの本に書かれていました。
現在の世界情勢の中で、コスタリカが軍隊を持たない国であり、しかもいつも「地球幸福度指数」の上位を占めていることを知ったら、ナポレオンはどんなに仰天することでしょう。
コスタリカは、核兵器の製造・保有・拡散に堂々と反対を表明しています。軍隊を持たないコスタリカに侵攻しようとする動きがあったら国連、そして世界の国々がそんな暴挙を許さないことを信じています。 一生懸命に美味しいコーヒーを作れば、フェアトレードでその労力が正当に報われ、心豊かに平和な国、世界が実現することを信じています。
こういう志の高いコスタリカのような国が暴力で踏みにじられることがあったら、人類の恥だと思います。
願わくは、日本が考え方、進む方向において、コスタリカのようであってほしいと思います。世界の国々の中で唯一の被爆国であるのに、核兵器の廃絶に先頭に立って世界に働きかけるどころか、及び腰でよその国の顔色ばかり うかがっています。 軍備に大変なお金をつぎ込み続けています。 原子力発電所の安全が万全でないことが不幸な形で立証されているのに、まだ、原発の稼働をやめようとはしていません。おまけに外国への原発輸出を「震災前に決まったことだから」と、取りやめようともしていません。 「震災前に決まったこと」だからこそ、やめるべきだと 良心のかけらでもあったら踏み切ることだと誰もが思うでしょう。政治の中枢にある人がそういう判断を下せないのです。 元首相の小泉さんも、今、原発を全部廃棄してもやっていけることは事実が証明している。首相でなければ出来ないことがある。なぜ、安倍さんが踏み切らないのか、よほどの事情があるのかどうか分からないけれど、「脱原発」すべきだと私は考えていると公言しておられます。
住んでいて誇りのもてる国 政治に携わる方々を心から信頼し、尊敬できる 働きがいのある 未来に希望を持てる国 胸を張って、「後は頼むよ 十分ではないけれど バトンを渡すまでに 良心に恥じないベストを尽くしたからね 」といえる と嬉しいですね。
立派な生き方をしていないのに、不遜にも くちはばったいことを申しました。お許しください。
今日も、そして未来も 良い日々となりますように。
不相応に、大きなことを書きましたので、大きな景観の写真を ・・・ 五月の誕生月にバースディプレゼントとして富士通からダウンロードさせていただきました。ありがとうございます。
2020年5月31日 (日)
2019年8月21日 (水)
就職したい人に求められる力 就職したい人が求める職場
8月10日の岐阜新聞に、就職活動において、企業の人事担当者が大学生に求める能力のことが書かれていました。
私は、退職して、2年後には後期高齢者となる身ですけれど、この記事の中の松下幸之助さんと新聞記者とのやりとりが印象に残りました。
記者「社会に出たらどんな能力が必要と思いますか」
松下幸之助さん「そうでんなぁ、人に好かれることでんなぁ」「あいつは仕事はたいしてできんけど、何となくええやつでついつい応援したくなるんや」
経営の神様といわれた松下幸之助さんが、そんな周囲から好かれる人間になることだと言っている。なかなかの名言である。
◇ □ ○ ※ ☆
そのほかの期待される能力に目を通して、わぁ、今の自分では就職できそうにない(そのつもりもないけれど)と思いつつ、 蜂の一刺しにもならない声が 心のどこかから聞こえてきました。
求められる能力・人間像は ある程度分かった。 けれど、こちらが就職先に求めたいこと、望みたいことは、どうなるのだろう !?
いくら、ばりばり仕事が出来る人でも 何億というお金が通帳にどんどん入るというのは、おかしくはないか ・・・ 起きて半畳 寝て一畳 ・・・トルストイの民話 「人にはどれだけの土地が必要か」というお話が思い出されてきました。
ご存じの方が多いと思いますが「日が沈むまでに印をつけて回った土地があんたのものになる」という話を聞き、欲に目がくらんで一日走り回り、出発点に戻ったところで息絶えてしまう人の話です。
誠意を持って仕事をすれば、残業も過労死もなくて、家族と楽しい時間を過ごすことの出来る社会 ・・・日本よりもずっとGNPの低い国で実現できていることが、とてつもなく大きな望みになってしまっているのは、どうしたことでしょう。
新聞記事に刺激されて、私の手にはあまることを書いてしまいました。 おゆるしください。
本当の秋が来て涼しくなる日が近づいてきて居ます。 今日も、良い日となりますように。
2019年7月22日 (月)
ホセ・ムヒカさんのことば
ウルグアイの元大統領 ホセ・ムヒカさんは、日本を訪れたとき、いろいろなことをお話しされました。その一部を記させていただきます。
◇ □ ○ ※ ☆
-戦争のない世界というお話がありました。日本には憲法を変えていく動きがありますが、どうお考えですか
「憲法の解釈を変えるというのは、日本が大きな過ちを犯しているように私には思えます。問題は世界的なものです。一方で武装放棄をする国があって、他方では武装を拡張する国がある。経済的な観点から見ても非常に深刻なことです。世界では、毎分200万ドルの軍事費が費やされています。軍事費を半分に抑えることができたら、そのお金でサハラ砂漠に居住地を作ることだってできるでしょう。人類は素晴らしい事業を行うための資源をたくさん持っているにもかかわらず、それを無駄遣いしている。はっきり言えば、和平というのは素晴らしいビジネスなのです」
--和平はビジネスですか
「軍事費として無駄に使われているお金を、貧しい人や水、環境といったさまざまな問題をケアするために使うことができるということです」
--日本国内にも政治不信の声がある。国民と政治家の関係はどうあるべきか
「世界全体で政治的な問題が起きています。それは人類が世界的レベルでの決断を下す段階に来ているからです。一国で解決できない問題がたくさんある。ですが、世界全体の合意というものは存在しません。たとえば気候変動の問題ですが、私たちの小さな国ウルグアイでは環境を汚染しないために火力発電所は作らないようにしています。でも中国のような大国が2カ月にひとつ火力発電所をオープンしているようでは、私たちの努力は何の意味もありません。あるいは、日本が環境を汚さないために電気自動車の使用を始めたとしても、インドで化石燃料を使った自動車が使われているようでは何も解決しません」
◇ □ ○ ※ ☆
ホセ・ムヒカさんは、世界で一番貧しい大統領と言われたことがありますが、それは、給料のほとんどを寄附していたからです。政治の在り方についてはとても豊かな考えを堂々と語られました。
政治について信頼を裏切る行為をする政治家は、「だれがやっても同じで世の中はよくならない」という政治不信の思いを若い世代に抱かせてしまうことがとても大きな問題だという意味のことを述べておられます。
さて、昨日は参議院選挙でした。盛り上がりにくい要素はたくさんありますが、政治に期待しなくなることで政治をよくすることはできないということは、はっきりとしているのではないでしょうか。 投票権を獲得するまでの先人の方々の悲願・ご努力をたいせつにしたいと思います。
今日も、良い日となりますように。
2019年7月14日 (日)
岐阜新聞 「分水嶺」から
岐阜新聞朝刊の第一面の記事「分水嶺」から、7月8日と7月10日、そして7月13日の記事を引用紹介させていただきます。画像の上でクリックしていただくと読みやすくなると思います。
7月8日の記事には宇宙に2度飛び出した人、向井千秋さんとジョン・グレンさん のことが書かれています。たまたま、NHKのBS放送で、アポロ計画など宇宙への挑戦に関する番組が再放送されていました。
スタートは大国の威信をかけてのプロジェクトだったけれども、宇宙の壮大さに包まれて「宇宙船地球号」に乗っている人類という大きな視野へと導かれて、国境を越えての協力が育まれていったこと、また、およそ、4百年前のガリレイの「宇宙は我々の前に開かれている巨大な書物である」という言葉が実感を伴ってクローズアップされてきたこと などを感じさせられました。
7月10日の記事、日本の将来についての記事は、年金問題、少子化と人口減少 について書かれています。その中の「少子化政策に成功したフランスは100年にわたり国を挙げて真剣に取り組んできた。多く産むほど手当てや年金が増える施策を積み重ね、〝社会〟が支えるメッセージを伝え続けた」という一文にはショックを受けました。
宇宙を探索しているボイジャーは5億年先までを見越して旅を続けているそうです。
少子化の問題を百年、それ以上の見通しを持って政策を立て、実行し、成果を上げている国があること・・・素晴らしいですね。まだまだ人類の歴史の幕はおりていません。 よりよき未来のために今できること、為すべきことを希望を持って進めてまいりましょう。
7月13日の記事は高校野球選手権の県大会が全国でスタートする時期、球児たちに県を越えて温かい支援の手が差し伸べられたことが書かれています。こころあt心温まる思いがいたしました。
今日も、よい日となりますように。
日曜日。キリスト教会の礼拝にお出かけください。
2018年11月13日 (火)
世界の平和に貢献できる日本に
このブログで10月28日にふれた軍隊を持たない国コスタリカの大使がリードして採択された「核禁止条約」に関わりのある記事です。
唯一の被爆国でありながらこの条約を批准しない首相に対して「あなたはどこの国の総理ですか」と正面から問いかけた国民がおられます。
オーストラリアの医師ティルマン・ラフさんは、長崎市で行った講演の中で、核禁止条約を批准していない自分の国オーストラリアと日本政府の矛盾を勇気を持って指摘しています。
誇り、節操を持てない国へとリードしていく資格が本当に政治家たちにはあるのでしょうか。正直に申しますと、政治を考えることに積極的ではない生き方をしてきた私ですが、ここにきて現在の日本の政治のリーダーたちに不信感・大いなる疑問を感じています。 国会の姿は、小学校、中学校、高校の児童会、生徒会の良い見本となっているでしょうか。 反面教師としての見本市になっている例は、そこかしこに見受けられるのですけれど。 それは、寂しいことです。 良い手本をこそ、示してほしいものです。
今日も、よい日となりますように。
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2018年11月 8日 (木)
2018年8月26日 (日)
より以前の記事一覧
- 郵便はがきの料金 値上がり 2017.06.01
- 「輝く女性フォーラム」 主催 岐阜市シルバー人材センター 2016.09.25
- 青い目の人形 2012.07.31
- 土嚢 (do-nou) が 命の道路を 築いている 2011.05.01
- エルトールル号 2010.11.04
- 「エコ」 2009.11.20
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