2020年1月12日 (日)

島倉千代子さん

 私が小学生のころ、高山市の上三之町の高山キリスト教会の牧師館が住まいでした。観光客が散策するニュースの映像には必ずと言ってよいほど画面に登場する上三之町の通りで、夏休みのラジオ体操などをしていました。そうそう、映画「二十四の瞳」の大石先生が自転車で通勤していましたが、母がこの上三之町通りで自転車に乗る練習をしていました。

 その頃、夏休みには土俵が町内に設けられ、小学生男子は豆力士として登場することになっていました。六年生は自動的に横綱 ・・・ 私は五年生で転居したので、町内の土俵には大関で登ったところまでで力士の経験は結びとなりました。

 そうそう、島倉千代子さんの話でした。高山キリスト教会の近くに浴衣などを扱う呉服店があり、その店の初夏の宣伝チラシを見た父が、なかなか、あの店、いいセンスだなぁとほめていたのを思い出したのです。かなり昔のことですから、うろ覚えですけれど、およそ、こんなキャッチフレーズでした。

「 浴衣来て 島倉千代子の 歌を聞く この夏 こんな夕涼みは いかがでしょう ・・・」

 そんなことを思い出したのは、歌謡番組で、藤あや子さん・伍代夏子さん・坂本冬美さんの三人が島倉千代子さんの歌を歌う場面があって、その三人のそれぞれが島倉千代子さんから送られた着物を召していると紹介されたことからでした。 ・・・ 「徹子の部屋」に登場した山田邦子さんも、島倉千代子さんのものまねをした縁ですてきな着物と帯をいただいたと登場していたのも、ごく最近のことでした。

 心優しいかただったのですね。 ・・・ 美空ひばりさんとの交友のこと  南こうせつさんが作曲した最期の歌のレコーディングのときのことも、ネットで知り、改めて心を打たれました。

 しんみりと けれど 心温まるエピソードがたくさんある方 島倉千代子さんでなければ歌えないように歌い上げるかただったと思います。

 夕涼みではありませんけれど、ゆっくりとその歌たちに心を浸したくなりました。 父、母のことも 思い出しながら・・・。

 今日も、良い日となりますように。

 日曜日。キリスト教会の礼拝にどうぞ。

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2014年8月 9日 (土)

新人デビュー タマゴヨセ 

2  岐阜大学の落語研究会は、岐阜市で行われる全国学生落語選手権で優勝者を出すなどなかなかのものです。

 そこへ入部した新人のおひろめ公演「タマゴヨセ」が8月9日(土)14時から開催されます。 木戸銭無料とのこと。ご都合がつく方は、どうぞ。
 今日も、よい日となりますように。
明日は日曜日。キリスト教会の礼拝にどうぞお癒えください。

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2009年8月 5日 (水)

「目白の師匠」 落語家 五代目 柳家小さん

  『サライ』(小学館発行の月2回刊行の雑誌)の2008年11号(6月5日発行)は「続々 落語入門」と表紙にありましたので、岐阜市立の図書館から借りてきました。

 その中に書かれていた桂小金治が語っているエピソードに感動しましたので、紹介させていただきます。

 桂小文治の弟子だった桂小金治が、昭和23年に小さん(当時は小三治という若手)の落語を聞いて惚れ込み、稽古をつけてもらえるように自分の師匠に頼み込んだそうです。

 小文治師匠は、「惚れたんなら」と話をつけてくれたので、11時に来いと言われた小さんの家に9時半頃行って一生懸命掃除したそうです。すると、小さんは話の稽古は承知したが、前座の修業を引き受けたのではないので、掃除はやめてほしいと、掃除は断りました。

 ますます、惚れ込んでほとんど毎日通うと、三日に一度くらい、白米のご飯、イワシの丸干し、お新香、味噌汁を食べさせてくれたそうです。銀しゃりのご飯は貴重品だった時代のことです。

 小金治は(よその師匠のうちへ行くと、こういうものを食べさせてもらえるのか)と嬉しかったそうです。ところが、ある日、稽古の後で、そういう食事をいただいて、駅まで行って忘れ物に気がつき小さん師匠の家にもどってみると、小さん師匠と家族がお芋をかじっているところへ行き合わせてしまったのだそうです。

 よその師匠についている前座の小金治に白米を食べさせ、自分と家族は芋を食べてしのいでいる ・・・ そのことを知って、小金治は目白の駅から山手線で帰りながらずっと泣き通しだった  と、語っています。

 読んでいて、胸が熱くなりました。

 小さんは、落語以上に剣道がすきだったそうで、自宅に道場を作っていたとのこと ・・・北辰一刀流の7段の範士だったといいますから、半端ではない打ち込みぶりだったのですね。

 名人と言われ、一つの世界で高い峰といわれるほどの人は、どれだけ幅広い裾野をもっているか見当もつかない ・・・ そういうものであるように思います。

 今日も、よい日となりますように。

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