音楽(療法・両方)
音楽(療法・両方) ・・・ 6月14日に岐阜市内のある公民館で開かれた介護予防教室で、ムーミンパパとママの音楽タイムを展開させていただきました。
30人近くのかたが、ウオーミングアップの早口ことば、♪唱歌「ウミ」に合わせての首の運動、♪「みかんの花咲く丘」に合わせてのスカーフ運動など、元気よく 活動してくださいました。
美しい歌声、にこやかな笑顔に私たちも 大きな喜び・活力をいただきました。
結びに、「音楽療法と言いますと、皆さんを患者さんのように考えているように受け取られる方もおありかと思いますので、そうではなく進行役の私たちも元気をいただきますので、「音楽両方」とこのごろ考えています。」とご挨拶いたしました。
音楽コーディネーターとか、音楽パートナーというような名称も、いいかなあなどと思っています。
14日の午後は、市の図書館で『歌声すぎゆき』 ー心に残る昭和の名曲ー (平田超人 著 展望社 2013年8月11日 初版第1刷発行)などを読んで、いろいろな歌の背景に関する知識を増やすことに取り組みました。
□ 映画、愛染桂の主題歌、「旅の夜風」は、軽井沢で夏を過ごしていた西条八十さんをコロンビアレコードの山内義冨ディレクターが訪ねてきて、「明日の朝までに作詞を」と依頼。翌朝8時の列車で帰るのに間に合わせ、映画の封切りの五日前にレコード発売 ・・・ あっという間に150万枚が売れるという前代未聞のヒットとなったのだそうです。
□ 淡谷のり子さんはソプラノ歌手なので、♪「別れのブルース」のこの出だしの高さでは歌えない と断ったそうですが、作曲した服部良一さんが「ブルースは魂の曲だ。ソプラノもアルトもない。」と食い下がり、淡谷のり子さんは吸ったこともないタバコをすい、身体も声も疲労させて声を荒らしてレコーディングしたのだとか。
歌には、誕生するまでに いろいろな背景があるのだと改めて思いました。
別の本で知ったのですが、舟木一夫さんが学生服姿で歌って大ヒットした♪「高校三年生」・・・作詞者も作曲者も経済的な事情があって、高卒ではないそうです。 そうした背景を後ろ向きにとらえないで、憧れと祝福を込めて作られた歌なので今も人気があるのだと思います。
どの方にも 大切に歌い続けている 歌が おありだと思います。
そのことを肝に銘じて、「音楽両方」を大事に歩んでまいります。
今日も、よい日となりますように。
日曜日。キリスト教会の礼拝にお出かけください。
| 固定リンク | コメント (1) | トラックバック (0)
最近のコメント