2019年9月30日 (月)

九月から 十月へ

 「日本人は九十日の民である」と書いた人があるようです。

 えっ、そんなに平均寿命が短いのか などと驚かないでくださいまし。

 この人が言いたかったのは、日本には四季が訪れるので、一年間の日数を4で割ると、およそ九十日ごとに季節が変わり、衣替えなど、衣料品、そして京都の町家などでは、風通しをよくしたり、逆に風が通らないようにしつらえを入れ替えたりする文化があることを、好意的に表現したもののようです。

 俳句、短歌などが古来から親しまれているのも季節感が豊かという土俵の上に根を張った文化なのでしょうね。

 この夏、遠方に住む次男家族の中から、小学五年生の孫娘が一人旅をして二泊三日を過ごしていきました。

0010_20190929223701  金華山にあるロープウエイに乗って、山頂近くのリス村を訪れました。

 ふもとのロープウエイ乗り場近くに 俳句を投函できる「投句箱」が設置されていましたので、孫娘と私たち夫婦三人がそれぞれ俳句を作って投函いたしました。 それは、八月初旬のことでした。0008_20190929223601

 それから、ひと月あまり・・・岐阜新聞の「岐阜公園投句箱入賞句」の蘭に、投句した俳句が掲載されました。それも、何という幸せなことでしょう。孫娘と私たち・・・つまり三人の句が並んでいます。

・えさやりをするとリスたち よってくる

・炎天にリス走り来て孫の笑み

・岐阜城のリス村 孫と夏休み

 

 こうしてみると、どの句も 「そのまんまやん」という感じですけれど、嬉しい記念となりました。

 選者のかた、あたたかいご配慮をありがとうございました。 掲載された新聞を 私たち、そして遠方の孫のところにも「おめでとう!」のメッセージと共に郵送してくださったこと、感激しております。 このことが励みとなって、孫娘は五七五をしっかりと心に刻んだようです。

 こうしたことのあった今年の夏ですが、いよいよ月が変わり 秋へのバトンタッチです。

 すてきな秋 十月となりますように。

 今日は、ムーミンママの誕生日。 おめでとうございます。

 

 

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2019年4月27日 (土)

黒田杏子(ももこ)さん と 夏井いつきさん

 『明日の友』(婦人之友社 隔月刊)2019年早春2-3月 「明日の友 俳壇」のページに選者の黒田杏子さんが下記のことを書いておられますした。

     ◇    □   ○  ※ ☆

 俳句の選者という仕事をさせていただくようになって、何年経ったのでしょう。第一句集『木の椅子』に「現代俳句女流賞」と「俳人協会新人賞」という二つの賞が降ってきて、それまで勤務先では俳句のハの字も一切くちにしていなかった私が突如俳人として世の中にひっぱり出され、会社員の仕事に加えて、さまざまな場ではいくの選者もつとめるようになって八十歳に。

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 黒田杏子さんの活躍を知って俳人を志すようになった夏井さんを、「現在はいつきさんは私の師匠です」と明言している黒田さん・・・素晴らしい出会いですね。

 今日も、良い日となりますように。

 明日は日曜日。キリスト教会の礼拝にどうぞ。

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2017年10月31日 (火)

「?」 と思ったこと を俳句に

  白内障の手術をしていただいて、点眼する目薬のパワーを少しやわらげたり、種類を減らしたりする期間に入ってきました。 個人差がありますが、三か月ほどのアフターケアとなります。

  先日、目医者さんの待合室から紅葉する散歩道を見ていて、「?」と思ったことがあります。

 ハラハラと落葉する下を毛糸の帽子を被った人や、マフラーをした人が歩いているのです。

  ムムッ  寒さに向かい、人は厚着になっていく それなのに、木々は落葉して身軽になっていくのですね。

  あれっ、と考えてみると、夏には逆なのです。 人は薄着になり身軽に、木々は緑の葉を濃くし、茂らせ、人を木陰に憩わせてくれる ・・・

 わぁ、と思いました。 自然の摂理を発見した思いになり、俳句を詠みました。今後、推敲してかわるかもしれませんが、現在のところ、こうです。

  冬備え 人は身に付け 木は落とす

  句会では、「?」 発見  は、とても大事だと教えていただきました。

  まだまだですが、「?」 を 見落とさない歩みをしたいと思います。

  今日も、よい日となりますように。 10月、フィナーレですね。

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2017年4月 3日 (月)

春嵐 ・・・

 ムーミンパパは、まだ、たどたどしている俳句作りですが、タイトルの隣に「俳句」というカテゴリーを新設いたしました。。大まじめで句作しても、川柳のようになってしまう性格のようで、俳句の先輩がた、川柳に打ち込んでおられる方、両方からお叱りを受ける作品集となりそうですが、長い目で、お立ち寄りくだされば、幸いです。

 

  では、このカテゴリーでの第一作目 ・・・ いえ、期待なさらないでください。

 「はーい。わかってまーす」  何とも明るいお声 ・・・うーむ、あとが怖い 

  レスラーが試合に臨む前に指をポキポキッとならす音が聞こえてくるような気がいたしました。   気のせい 気のせい (^J^)

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   散歩コースの一つ、我が家での通称「エマオの途(みち)」の竹たちです。若々しく春を喜んでおり、強い風が吹くと、お互いに打ち合って、木こりさんがお仕事をしているような音が聞こえて来ます。それを詠んでみました。

 春嵐 竹林勇み ちゃんばらす 

 ちゃんばらは、ちゃんちゃんばらばらの略で、英語では 「sword fight」・・・剣での闘いとか。

 駆け出しの俳人(?)ですから、映像と前置きと辞書からの引用まで添えて武装しております。  そのうちに、句 一つだけで登場させることが出来るようになりたいと思います。

 今回は、さらに蛇足を ・・・上の俳句には、実は、ちゃんばらの好敵手を潜ませてあります。

 でも、「笑点」の黄色い着物を着ている木久扇さんくらいの年代の方にしか察していただけないと思いますので、自注を付させていただきます。

  一人は、泣く子も黙る新撰組の局長、近藤、もう一人はそのライバル、鞍馬天狗を映画で演じた俳優です。 勘十郎さんですね。  お騒がせいたしました。すみません。 

 結びに・・・画像・前置き・蛇足をつけない近作を一句。

 調律を終えしピアノの早春賦

 今日も、よい日となりますように。

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